予てからお知らせしていたとおり、本日から〈クライ・ベイビー〉の公開を始めました。ZDVシリーズとしてはおよそ一年三ヶ月ぶりの新作で、初回の今日は二話一挙アップです。
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https://kakuyomu.jp/works/16818023212569919510シリーズものではあっても、単独でも読めるよう努めて書いてはいますが、やはりこれまでのお話、特にルカとテディという、主人公であるふたりのあいだで起こったことなどをご存知の状態で読んでくださったほうがわかりやすいと思います。
最初からぜんぶは無理だけど、新作を読む前にとりあえずなにか読んでみようかな? なんて思ってくださる方がもしもいらっしゃいましたら、シリーズ外作品である短篇集〈10 Love〉収録の「少年」と、シリーズ長篇〈DOUBLE TROUBLE〉をお勧めします。
「少年」は〈クライ・ベイビー〉の前日譚となるお話なので、けっこうマストです。とはいえ読まなくても大丈夫なようには書いていますが。
〈DOUBLE TROUBLE〉は、特に関係ないといえば関係ないのですが、読んでおくとラストシーンの感動を増す効果があります(?) あ、あと、ちょっこりですが多忙なあの人も登場します☆
❦ 10 Love Songs and Stories -君を想いて-
Track 09 - I Really Don't Want to Know 「少年」 ≫
https://kakuyomu.jp/works/16816700426557489103/episodes/16816700428162559272DOUBLE TROUBLE ≫
https://kakuyomu.jp/works/16816927861467853798舞台はチェコの南モラヴィア州。ジー・デヴィール(バンド)のメンバーたちが楽曲制作のため、ファームハウスを改築した宿泊施設に滞在します。ファームハウスを利用したペンションやコテージって実際にたくさんあって、人気もあるようですね。私は今回、あれこれ調べていて初めて知りました(笑)
南モラヴィアは、何年か前にポーランドの写真家、ケドロフスキー・マレク氏ととクライストフ・ブロフコ氏が撮影した写真が評判になり、以来プロ・アマ問わず写真家や、壮大な景色目当ての観光客が集まるようになったそうです。
参考までに、その美しい「緑の絨毯」の写真が掲載されているページのURLを記しておきます。
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https://didacticdiscourse.wordpress.com/2012/06/07/green-tsunami-of-moravia/ところで、今回もまた旧いロックなどの曲名を一部のタイトルに拝借しています。
でも曲の雰囲気や歌詞の意味はほとんど無視で、タイトルだけです(笑) それでもいちおう、好きな曲ばかりなので紹介させてくださいね♪(´∀`*)ウフフ
2話めのタイトル〈Everybody's Talkin'〉は、「うわさの男」という邦題で映画『真夜中のカーボーイ』で有名になったハリー・ニルソンによるカバーがよく知られていると思います。
が、今回はあえてスパンキー&アワ・ギャングというバンドのバージョンを選んでみました。ニルソンのも大好きなんですけど、やっぱり『真夜中のカーボーイ』のイメージが強すぎるので。。。(^^;
♪ Spanky & Our Gang "Everybody's Talkin'"
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https://youtu.be/YinPj0GdzVcあ、そうそう。作品タイトルに拝借した "Cry Baby" は、ナタリー・ポートマンが出演しているCMで使用されているジャニス・ジョプリンによるカバーが有名かと思います。が、この曲については12話めのタイトルにも使っていますので、またそのときに紹介しようと思います。
次回更新は4月1日月曜日です。ではでは、一ヶ月ほどのあいだ、ゆるりとお付き合いくださいませ。m(_ _)m