アマプラオリジナル映画『眠りの地』(原題:The Burial)を観ました。
実話ベースの裁判モノなんですが、小難しかったり重苦しい感じはまったくありませんでした。主役のひとりは、今では缶コーヒーのB◯SSの宇宙人としてすっかりおなじみになってしまったトミー・リー・ジョーンズ(笑) 彼が演じるオキーフは代々続く家業として葬儀社を営んでいるんですが、資金繰りに困って一部を売却しようとします。けれどその相手が悪徳業者で思ったように事が進まず、もうひとりの主役ジェイミー・フォックス演じる有名弁護士、ゲイリーに依頼することに。
このゲイリーがまあ、キラキラ☆バブリーな超金持ちで、でかい儲けになる仕事しかしないっぽい奴なんですよ。おまけに人身傷害専門で契約トラブルは扱ったことがなく、引き受けたのももっと有名になれるぞと乗せられ、傲慢な鼻をさらに伸ばした結果です。
大丈夫かぁ? って不安な始まりになるんですが、連戦連勝だったゲイリーが専門外の依頼で苦戦したり、ミスをして伸ばした鼻を折られたり、そこからオキーフと信頼関係を築いていく感じがドラマとしてすごくおもしろいんです。
重苦しくはありませんと書きましたが、楽しく観られるなかで人種の問題が根を張って絡んできます。でも考えさせられるシリアスなシーンばかりではなく、むしろ痛快で。トミー・リー・ジョーンズ演じるオキーフがすごくいいんです。
観られる方へ。Tony! Toni! Toné! というR&Bグループの曲が流れるシーンがあるんですが、この〝Feels Good〟という曲を憶えておいてください。あとでもう一度、最高に気持ちいいシーンででてきます(笑)
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そして〈MISSING:探偵サム・マクニールの事件簿〉を読んでくださっている皆さま、ありがとうございます。<(_ _)>
レギュラーなサブキャラ、トリニティと、ネッドの現在の相棒ヴァーノン・ジャクソン捜査官のイメージ画像です。
うーん、ふたりともモータウンの誰かにしか思えない……w