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テセウスの君、空っぽの空というお話を書きました。

 どうも、神崎ひなたです。
 このたび、第三回こむら川小説大賞の参加作として下記のお話を書きました。

 テセウスの君、空っぽの空
 https://kakuyomu.jp/works/1177354055470842925

 第三回こむら川小説大賞
 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354055349935844

 今回のテーマは空ということで、本当に何を書けばいいか分からず参っていました。空、小説で言うと感情の一場面を反映させるフィールド効果としては非常に有効なのですが、それがテーマとなってくると非常に難しいなぁと頭を悩ませていました。
 そんなわけで、住職がガトリング砲で除夜の鐘を鳴らしたら楽しいな、という着想から書き進めていきました。(なんで?)
 空と言うと小説よりも歌のイメージが強かったので、あの頃のniki(概念)やあの頃のorangestar(概念)、supercellの青空なんかを聞きながら書きつつゼロシステムに「僕ってどうしたらいいですか?」と訊いたら、案の定何も答えてくれなかったので結果闇鍋になりました。テーマである空を思い出の中に、空(から)をアンドロイドであるそらに担当してもらったことからも、詰め込み感が伺えます。なんなら「心を失う病気が蔓延する」という世界感も、過去に書いたなんらかの短編の世界感をちょっと変えて採用しています。心を失う世界感ができてくれたおかげでアンドロイドという発想が生まれて主人公の動機らしいものが生まれたので、これは結果オーライでよかったです。
 今回は内容よりもタイトルを先に思いついて、それに合うようなお話を組み立ててみたのですがめっちゃ難しかったです。なぜなら書いているうちにタイトルと別な話になるから。そんなわけで、最終的にタイトルっぽいお話になるように、まずはゴールを定めてから主人公の動機を掘り下げていったのですがこれが本当に難しかった。先頭とゴールが決まっていて、主人公の決意だけが決まっていて、そこに至る動機ときっかけが空白という。塩梅なのかもしれませんが、この方法は二度とやらないしできないと思う。本当に今回は書くのが難しくて、今までに書いた短編の中で一番大変だったかもしれません。二番目はソラシド。
 なんというか、結構ごちゃごちゃしてしまって反省が多い作品になってしまったような気がします。空、難しかった……。

 なにか思い出したことがあればまた追記していきますが、今日のところはこの辺で。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。
 またどこかでお会いしましょう。

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