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「星降る丘に、星降るふたり」というお話を書きました。

 また会ったな! どうも神崎ひなたです。
 まさかの近況ノート連続投稿です。

 この度、深恵 遊子様主催の「第一回角砂糖短編小説大賞」の参加作として下記の小説を書きました。

 星降る丘に、星降るふたり
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054897032299

 【企画概要は↓】
 第一回角砂糖短編小説大賞
 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054895825561

 それでは、いつものごとくあとがきです。

 本企画のテーマは、ずばり「美しいもの・綺麗なもの」。これだけ聞くと、なんだか自由度が高そうに思えますよね。実際、私もそうでした。それに、文字制限の縛りが2000~30000字と幅広く、「えッそんなに書いていいんですか!?」という感じだったのですが、(こういう企画はいつも文字数オーバーしちゃうんですよね)実際に書いてみると幅広すぎて上手く扱え切れない感が出てきました。

 そもそもこの物語、「星降る丘」という「美しいもの」を延々と書いていこうと思っていたんです。ちょうど宮沢賢治の「十力の金剛石」という短編を読んでいて、もろに影響を受けていたので(分かりやすすぎる)。

 しかし、最後まで読んでくださった方にはとっくにバレてると思うんですが――書いている内に急にラブコメのネタを入れたくなったんです。そしたらあれよあれよと話が進んでいってしまった。私はただ、指の赴くままに言葉を紡いでいただけなのに……。

 そんなわけで、計算も作戦もプロットもなく、あったのは勢いだけ、という次第で出来あがったのが「星降る丘に、星降るふたり」という物語です。けっこう自分的には好きな物語に落ち着いたので結果オーライですね。

 ハッピーエンドが好きです。バッドエンドはやっぱり悲しくなってしまうので。辛いことがあっても、自分の感情に決着をつけて幸せを掴もうとするキャラクターを好ましく思います。その手にしっかり掴んだものを、ずっと大切にしてくれたらいいなと思います。

 この物語に登場したふたりも、きっとそうであればいいなと思います。
 世界はまったく単純ではありませんが、きっと大切なことを忘れなければ乗り越えていけるでしょう。

 そういう優しい世界を書いていきたいと、心のどこかで思ったりしているのかもしれないなんて、これを書きながらそう思いました。

 そんなわけで、星降る丘で願いを叶えた、美しい二人の物語でした。
 
 あなたの心に輝く大切なものはなんですか?

 そんなわけで、神崎ひなたでした。
 またいつかお会いしましょう。
 最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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