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ライトな楽しみ方

 私の選別のコツみたいのを書いてみようと思う。私は基本ランキングと大差ないので多分多くの人はつまらん評価者だと思うと思う。ただ私オタク向けにつよいって点だけは特異な部分。私どっちかと言えば一般の方が強い。リアリズムってルールがあるから一定の評価を出しやすい。ただこれって同じように得意な人がいるから差別化にならない。私の凄さはオタク向けと一般をある程度両立できるところにある。だって私本質的にオタク向け好きじゃないから…。

 これで私は自分自身が批判してきた外から見た意見じゃないか?っ手なると思う。表面的には私は矛盾してると思う。でもしてない。何故ならどんな外から見た人間よりも内に入り込んでるから。その最大の違いは私は馬鹿になって楽しめるから。多分これが強烈に違う。私は自分の中に人工的にオタクを作り上げることが可能。ただこれだけじゃオタクにならない。ライト層の見方になってしまう。だから私は一般の方がむしろ強いと書いた。好み自体は一般の傾向が強いから。ただ私はオタク向けに別の価値を見出してしまって、それが偶然オタクの好みと一致している。私は一般的じゃない奇抜な物語が好きで、そういった物語の先端はどこにあるか?と見るとラノベにあって特にネット小説にアル。以前から書いてるように私は物語オタクだから。

 私はオタク的好みを持たないか?と言うとそうじゃない。ただ私は普通に漫画好きアニメ好きという一般性の高い中年親父レベルでしか無い。だから本質的には私は同世代の中年のアニメを強いて好きじゃないけど、拒絶するわけじゃないって見方をするようじゃない人と重なると思う。この拒絶がすごく大きいから。アニメ漫画慣れしてるとここで一般とそうじゃない人が分かれるぐらい変わってしまう。特定の作品だけなら見れるけど、基本ファンタジー要素強い漫画は苦手って人結構いる。

 私はオタクとは言えないけど、ファンタジーはむしろ好きだと思う。ただそれがオタクと直結しないのはもう書いてると思う。一般のファンタジーがすでにオタクと一般を分ける壁になる人は分からないだけで、ファンタジーの中で今のオタクを刺激するものは特別なものがある。ファンタジー苦手な一般層から私はオタクだと言われて納得する。次にリアリズム重視しないのも平気。これもすごく大事。私はこれだけでオタク認定される自信がある。それぐらいこの2つは重要だから。でも私は実はリアリズム重視の方が好きなんだ。ファンタジーははっきり好きだけど、リアリズムは私は軽視するほうが好きなわけじゃない。単純に作品によって分けてみるだけ。これは馬鹿になってみるほうが楽しいと分かったら頭使わない。

 基本頭使わない。後から本気出す。だから私は何度も、初期でこの判断が出来ないとスロースタートのリアリズム重視の良作は見逃す可能性があると書いてる。私が一般文芸のセレクションにふさわしい人物じゃないと書いてるのは、私の読み方が独特だから。わざと適当に見るから。適当に見て刺激を与えられてない作品はイマイチと見なすから。タイプが違うとなったらちょっと本気で読む。後は本気で読んでもこれリアリズム重視の中でたいしたレベルじゃないわってなったら即切る。だから後から面白くなる作品は選択できない。

 まず私の様にバランスよく見るのは不可能に近い。でもそのまえに頭空っぽに見る訓練がまず出来てないと思う。私の場合長い経験で勝手に身についたからそれを意識的に習得するのは難しいだろうなと思う。おそらく、頭空っぽにして見れば、そんなにオタク向けって特異な好みに訴えているわけじゃないって分かると思う。好み自体は同世代なら私それほど特異な好みじゃないと思う。

 私のこの見方に近いとなると10代とかが一番良いと思う。私よりその点10代の方が上手く捕らえると思う。私人工的なオタクだから天然にはかなうわけがない。ただ私はそれをある程度客観的に見られるからそこだけは強みだと見てる。実際なろうを作り上げてきたのは中年なんだから、ネット小説が子供向けっていい加減無理があるの悟ろうよって話しなんだけど。馬鹿な中年なのか?馬鹿になって楽しんでる中年なのか?は分からないけど。

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