斬伐のクリカラ作中でちらっと触れた歴史の簡単年表です。
すごい大雑把ですが。
「かんたん時系列まとめ」
一言でいうとメガ〇ンみたいな世紀末イベントが起きてから180年後が舞台です。
オカルトテクノロジーの恩恵で限られた地域は近代文明の水準で暮らせていますが、多くの地域は廃墟と荒野の世界と化しています。
・180年前
大崩壊ダウンフォール。
頻発する天変地異と連動して世界各地に異界生物デーモンが出現、徐々に文明の崩壊が進んでいく。
弾薬備蓄の払底から自衛隊の影響力は限定されたものに留まり、日本は国家としての機能が麻痺していく事態に。
自警団から発展して異能に目覚めた超人デーモンハンターが台頭し始める。
・170年前
東京決戦〈ヘヴンズ・ベル戦争〉。
デーモンの出現で首都機能が崩壊し、幾度かの疫病と飢餓を乗り越えた東京は完全な内戦状態に突入していた。
ここに現れた謎の空中浮遊物体〈ヘヴンズ・ベル〉の存在を巡って武装勢力が争う事態に発展。
最終的に〈ヘヴンズ・ベル〉の消滅によって戦争は終結したものの、東京都内の武装勢力は壊滅的な打撃を負って自然消滅した。
・1??年前
審判戦争ジャッジメント・ウォー。
人類史上最悪の愚行とも評される核戦争である。
デーモンに支配された地域に対する限定核攻撃をきっかけに、世界各地で核兵器の濫用に歯止めが利かなくなり、とうとう対人類戦で使用されることに。
報復核攻撃の連鎖による全人類の破滅ではなく、地域紛争でなし崩し的に大量破壊兵器が解禁されていった。
この戦争ではD2と呼ばれるキラーロボット(AIによって独自に判断を下して人間およびデーモンを殺傷する自律型ドローン)が投入され、地上に地獄を作り出した。
・1??年前
復興期。
いろいろ頑張って復興する都市国家が誕生。
大量破壊兵器による汚染を取り除き、人間の居住空間を広げるために事象変換術が積極的に利用され始める。
・5年前
ヤトガミ虐殺事件。
日本各地に出現した新興宗教を柱とするコミュニティの一つ、ヤトガミのクズル一族と聖塔連邦の間で起きた紛争。
中世のような統治形態のクズルと、近代的国家の復権を掲げる聖塔連邦の対立は激化。
現場で起きた衝突を機に、住民巻き込んだ武力衝突を招いておびただしい数の死者を出すことになる。
これによりヤトガミ地方は壊滅、公式にはクズル一族は全滅したとされる。
アサバ・レン、当時九歳のクズル・ミスラを保護する。
・半年前
関東ヨミナガ地方に列強・聖塔連邦が進駐軍を設置。
現地住民との軋轢が増し始める。
・現在
ヨミナガ地方でデーモンハンター・レンと見習いミスラが活動中。
弟子ミスラは師の貞操を狙っている。