一〇月半ばから、この十一月初頭にかけて某所にアップしている原稿も、実は八月末から九月初頭に書いた原稿で、それを何回も読み直して、そのたびにちょっとづつ、悪いところなおしたりして、アップしていた。
同じ表現が続けて書いてあったりするのを、直すかそこを削除して、別の一文で置きなおすとか、誤字を見つけて治すとか、注釈をルビで振るとか、そんな作業だった。(異世界なので、メートルは主人公の頭の中だけなので、物語で出てきている単位に関しては、ルビで何センチとか、何メートルとか、振っている。まあ金額も時々、ルビを入れている)
たまに説明不足過ぎるなと思えば、追加する。
で、予定より文章が膨らんでしまってるが、削るとおかしくなるので、そのままだったり、二話に分割。
時には書いたストーリーが、全然ダメだ。こうじゃあ、ナイ。とか言いながら、そこの部分を全部削って、書き直していたり。
そんな事ばかりしていた。
十月に入ってからは、全然進んでいないので、展開も超ゆっくりだ。
もうストックしたストーリーが殆どない。
以前なら必ず一〇話以上確保していたのに。
体調不良が続いていて、あまり原稿書きが進んでいない。
こまった。
ストーリーはようやく、一つの山に差し掛かりかけているのに。
ただ、途中を一切飛ばして、今はここにいます。こんな状態です。こんなことしてます。
とは書けない。
そういう展開で書いてこなかったせいで、それをやるのは最後の手段だ。
何しろ、主人公の毎日を書いている。
平坦過ぎる部分は流石にカットしているが。
なので、いきなり場面転換宜しく、まったく時間が進んでしまって、状況もかなり変わった状態から、書き始めるのはこの作品の今までの部分を全部ぶち壊してしまう。
まあ、それが可能な展開にまで持って行けば、それも出来るだろうけど、今のストーリーの流れではまだ、出来ない。
そう、未だ無理。
とはいえ。このままのペースでは、あと二年半くらいかかってしまいそうだ。
どう考えてもあと二五〇話から三〇〇話位は必要な物語なので・・・
しかし、展開を早めるとなぁ。今までに埋めて置いた設定が壊れてしまう。
頑張って書けよ、自分。
窓の外の曇り空を見ながら、自分を叱咤する。