ここの所、かなりサボっていたことの一つに、主人公の財布の出納帳。
実際、物語の中では、主人公はざっくりとしか、自分のお金を管理していない。
いや、正確にいえば、管理しているのはギルドなので、主人公はせいぜい小銭と、預けてる金額がざっくりこのくらい。でしかない。
しかし、そろそろ生産職が本格稼働なので、きちんと整理しておく。
王都に出てくるまでの部分はちゃんとつけてあったので、王都に来てからの分。
これも、生産が始まるまでの分は、記録してある。
まあ、宿に泊まって支払った金額とか、そういうやつだ。
交通機関が、王都の中はあまり融通はきかないが、無料の巡回乗合馬車だ。だからここではお金はかからない。
お金がいるのは、王都の外。
街と街を繋ぐタクシーとか公共交通機関とかがないので、主人公はいつだって、市場での交渉と荷馬車への同乗だけだ。これにやはり硬貨で支払う。
こういう部分。自分の乗物が無いのは、不便だが、身長は小さいし、いわゆる”馬”がいない異世界だ。(似たような動物はいるが、騎乗はできない。)
加えて、便利な翼竜なぞ、存在しない。やれ、機械の馬車だ、魔法の動力で動く汽車などもない。なので、いつも商売人の荷馬車に乗せて貰うという。さもなくば、リュック背負って歩くのみw
なので、ちゃんと記録しておかないと、硬貨が足りないとか、そういう事になるのに、支払っている記述になると、明らかに矛盾だ。
面倒なのだけど、読み直して、収入が入った部分と、支出している部分を記述していく。ちゃんと、硬貨を補充しているか? とかも同時に確認。
うん。これだけでも1日では終わらないのだった。