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人間ドラマの短編を習作してみるなかで

長編作品『レヴァント・ソードブレイカー』の第一章の原稿が完成しまして、執筆練習として短編を書きました。(第一章は21話までで、投下が終わるのは9月末です)

今回は人間の複雑な感情を、テーマに沿ってきちんと表現することを目標としました。テーマの引き算となる描写はしないように心がけてます。
表現したい内容が複雑で奥深い領域の話なので、上手く表現すべく努力しました。


「えっ? こんな物語も書くんですか?」
と、言われそうな、現代人のお話です。2200文字です。

『北原教授・発覚w』
https://kakuyomu.jp/works/16818093085287364739/episodes/16818093085292286534
遠い異国の地で田嶋隆史は、学問の恩師である北原雅俊の現状を知る。

それは恩師がスキャンダルで、地位を追われたというものだった。
若き日に学び、袂を分かった師に対して、成長した田嶋は何を思い、何を決断するのか??

4件のコメント

  • 自分語りゆえに(作品ではなく)こちらにコメントするのですが、こういうネガティブな人間の感情をベースにした話を作るのが非常に苦手であることを実感しつつある今日このごろです。
    書きたい話かと言われればまた違うのですが、私の書く物語の「薄さ」を指摘されたことがあり、多くの人に届く話を書くのなら少しは意識するのもありなのかなと思ったり。
  • 矢木羽研(やきうけん)さん
    こんにちは、実は実体験を元にした話なので書きやすかったです(笑←いや笑うな)。
    ゼロから物語を考えるのは超苦手なので、人間の感情をあつかった物語を考えるのは苦手なんです。
    *女の情念については過去にヤンデレと付き合っていた経験が役に立ってます

    矢木羽研(やきうけん)さんの物語が薄いとは思わないですね。実際に物語以上の影響力を「トムとライラ」より受けて、私はひとつの長編を書いてしまったわけですから、それだけのエネルギーがあったんだと思います。
    物語的にも(私個人の主観ではなく客観的に見ても)厚みはあったと記憶していますが……。

  • さっそくの返信ありがとうございます。以前指摘された「薄さ」というのは、感情よりも小説としての味付けのような部分についての話でした。展開を急ぐあまり描写をおろそかにしがちといいますか。書きたい(読みたい)のは物語なのかプロットなのかというのは結構きわどい問題なんですよね。
  • 矢木羽研(やきうけん)さん
    了解しました!
    この手の話は掘っても掘っても掘り切れないものがありますよね。
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