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公式自主企画「百合小説」についての雑記


 なんやかんやで締切ぎりぎりだし、どれも推奨文字数超えてしまった……。


・「backloop人生周回中」

 よくあるやり直し系、ループもの、と見せかけての実はゲームでした、というのをやりたかった。
 幼馴染みの遺言、という割とシリアス目な設定があるので、文芸百合部門にした。雰囲気的にも。幼馴染みの死を回避するとか、そういう系の話ではない。どこまでも現実が続いていく。


・「友人の彼女と、一つ屋根の下」

 もともと長編として考えていて、今回の企画見た時にこれでいこう、と思ったものの、文字数1万字という制限を見て断念。でもこれを機に短編としてかたちにしてみたやつ。要素を凝縮して表現しつつ、可能性を手探りするための叩き台。
 長編版にはもう一人いるので、三角関係プラスαといった感じになる。いつかかたちにしたい。
 親友の彼女、というタイトルにしたら「親の友だちの彼女」みたいなニュアンスも出せそうだな、とか考えている。
 これだ、と思うシチュエーション、関係性ができたら、いくらでも話をつくれそうなのがこういうラブコメの良いところ。作中でも言及されていたが、家に遊びに来たり、お泊りすることになったり、といった展開も。
 >今回は短編だったので3話目でオチ……真相を明らかにした訳だけど、これを明かさず、主人公がああだこうだ悩むことで勘違いラブコメみたいなものに仕上がると思われる。


・「xxxゲーム」

 いちばん紆余曲折あったもの。もともと転校生の家でお泊りしたらトランプをすることになり、罰ゲームでキス、みたいな話を考えていた。
 トランプが人狼に……別件でいろいろ考えている中で派生して生まれたスマホ人狼の案を持ってきたら、いろいろと展開を考えるのに時間がかかってしまい、締切当日に。
 主人公はリアルでは大人しくて口数少ないが、テンション上がるとちいかわみたいになるイメージだったのだけども、ゲームの部分に文字数割いててあまり描写できず。
 結末は「結婚詐欺エンド」を考えていて、スマホの没収も事前の根回しによるもの、としたらいろいろよく出来ていたはずなのだが、文字数が怪しくなってきて、もともと八人でやってたのを七人に削ったりなどして、締切当日になって一から再調整した。
 計算ミスって1000字ほど余裕を残してしまったので、もうちょっとラストを書きたそうかと思ったりしたが、まあ今回はこれでいいかな、と。
 でももうちょっとこう、人狼の役職を用いて関係性の百合みを出せたんじゃないかなぁ、と思ってる。
 ちなみにタイトルは「xxx」がキスマークを表すものと聞いたので、それと罰ゲームをかけて。三文字の伏字を何か思いつけたらなおグッドだったのだが。特に変な意味はない。上のもう一作もなんだかあれな感じだけども、それはそう感じる方に問題があるのだ。
 まあ、オオカミに食べられたということで。


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