いつものコンテスト応募作のまとめ
その前に言い訳。正直12月の記憶はほとんどない。ずっと作業していた気はするのだが、ご存じあまりうまくいってない。
1月は前半、毎日のように機材トラブルが起こっていて作業どころではなく、本気で鬱ってた。中盤からいものめなどを頑張る。後半は眠気がひどく、美少女戦士のラスト1話もぜんぜん進まず、そのせいで短編あと4つとか無理だーと思ってたのだが、ラスト2日でなんとかなった。ぶい。
で、応募作。まずは長編3つ。
・「×剣伝説」
エントリーはした。作業も再開した。一文字も書けてない。くそう。
・「いもうとの目がしんでる」
一年以上の期間をおいての更新。前進。ここ最近で一番のがんばったで賞。
……ほんと、一年もほっぽってたものを再開させたのはこれまでに前例がないのではないか。
一年置いていたあいだに考えもまとまったのか、方向性が決まれば実にスムーズ。現時点で完結には至ってないが、この読者選考期間はこれに集中する予定。
一年放置していた理由はといえば、3章終盤からの展開の構成に悩んでいたため。別案では名上と会った後、ファミレスで女子会する展開もあった。そちらは月曜日の放課後のシーンとなることに。
偶然各章8話でまとまっているが、今後もそうなるとは限らない。
・「美少女戦士3」
もとはイケメン系のコンテストに応募するために即席で考えていた設定群
……序盤のいろいろな描写と、改めて考えなおした設定群とのすり合わせにいろいろ難航。ただ、当初の「仮設定」としておいていた敵の最終目的などが、今回の新バージョンとも自然と合致していくという幸運に恵まれた。
具体的にいうと、「世界のサイハテ」、この世の真理的なものを目指している、という仮設定があったのだが、これがいい感じに『狭間』のサイハテ、というかたちになった、という話。実をいえば序盤の「アングラ」という言葉に深い意味はなかったのだが、これにも設定付けできたりして万々歳。
正直2章はまだぼんやりしているため、時間をかけて全体のストーリーをつくりあげ、毎日とか毎週とか、定期的に連載できるようなかたちにしたいと思っている。構想はデカい。
以下短編↓
・「赤と白のあれの話」
ほぼ事実。ほぼ、というのは、マジで記憶が曖昧だから。クリスマスとかけたのは偶然だが、ほんとにコーラ見るたびに脳裏をよぎる黒歴史。
・「異世界ミステリー:ドラゴン放火事件」
自信があったが現状0PV。書いてすぐ投稿したのが深夜だったせいもあるだろうが、カクヨムの短編はタイミング誤ると本当に悲しいことになる。
・「異世界ミステリー:アンデッド殺人事件」
上と同じ世界観の話。時系列的には後になるか。
直近読んだ本と、読もうと思っていたらアニメの再放送が始まった異世界系ミステリものとの影響で、「異世界モノとミステリーって相性いいんじゃね?」と思ったことで生まれた。その詳しい理由については本作のなかで触れている。実際、トリックに凝ったミステリとかって若干現実味がないというか、ご都合主義な舞台設定がある。それを「魔法」に置き換えれば違和感ないんじゃね、という発想。
ただ、この二作に関しては異世界要素はデコレーション、カムフラージュでしかない。異世界要素で覆い隠しているが、真相は実にシンプルっていう感じ。しかしこれは個人的に大きな発見。よくあるテンプレ的な事件も、そこに異世界要素を絡めれば新しく見えるのでは、という。
たとえば、ダンジョンを舞台にして、中で人が殺されたとする。その死因は刺し傷。そのダンジョンに生息するモンスターに刃物を使うものはいない……これは人間の仕業だ! みたいな。異世界人は当たり前に「冒険中にやられた」と考えて気にも留めないが、現実から来た探偵からすると明らかに人の仕業であると分かる、みたいな。そこからはもう普通にダンジョンという密室で起こった殺人事件の話になる。
この「ファンタジー要素でデコレーション」案でもう一つ短編の案があったのだが、なんかオチが弱いと感じたのでお蔵入り。たぶん投稿していても、カクヨムでは短編に人権はないので闇に埋もれていた……。
・「地獄のアトリエ」
別に新作ではないが、時々PV増えるのでエントリーしておいた。短編5本の保険。しかしその後なんやかんやで2つ仕上げたので意味はなかった。
・「再現性のある恋ですか?」
これはKACの「出会いと別れ」というテーマでできた短編の、リメイク。このエピソードタイトルと同じタイトルのものがある。なんかいい感じのタイトルが浮かんだのと、それにぴったりな内容の、アイディアはいい感じだが埋もれてしまったものに、新たな光を当てようと書き直した。しかしPV0。
・「転校生はサイコパス」
タイトルは即興。別の短編……ひねりが弱いので途中まで書いたがお蔵入りにしたもののメモを探しているとき、同じページに書かれていたネタ。ちょっと時間があったので試しに書いてみたら案外あっさりかたちになったので、そのまま投稿。このタイトルが浮かんだのも書こうと思った動機かもしれない。
そんな感じ。
今後の予定としては、選考期間中にせめてもの悪あがきとして「いものめ」を書くこと。ただ、応募受付終了後の投稿、更新はありなのかなしなのか、未だに怪しい。それで選考対象外になったら本末転倒なのだが、どうせランキングにも載ってねーしやるだけやるべ、ということで、この機に完結を目指したい。
実をいえば、ラストがまだ決まってない。ほんとのほんとに、ラスト。最後の問題の解決策と、その後のエピローグが。……3章8話で触れてるけど、黒幕の説得が無理ゲーなんです。それも一年放置の理由の一つ。エピローグ自体は後日談になりがちなんで、説得問題が解決すればおのずと内容は決まりそう。それら以外はもう、最後のシーンまでの道筋はきまってる。あとは書くだけ、細部の描写にリアリティを求めると苦戦しそうだが……。
ともあれ、それ以外には、ほかに何かコンテストがあればそれに対応するのと、pixivの百合文芸に向けてぽちぽち。美少女戦士と×剣のストーリーづくりもやっていく。×剣はもしかすると、6月ごろの異世界ファンタジー系のコンテストまで動かないかもしれない。