清文　博止

とある少女の自分探しの物語。 学問に邁進する少女。 音楽に邁進する少女。 しかしそれは、本物なのか？ 何もかもが嘘だと確定した時、それを受け入れるには了承するしかない。 自分…

貧乏から這い上がり、理想の家庭を築いた「私」。飼っていたリスが、どれほど厳重に鍵をかけた檻からも脱出してしまう、というミステリーを解くうちに、隠された親子の泥沼を見つけてしまう。…

正しさって何だろう、幸せって何だろう。 今の近代化社会で、タダでさえ満たされているはずなのに、足りないと叫ぶ人々。 その際限のない欲望の果てに、我々はどこに行きつくのだろう。…

すみかとすみれの物語 2人ともアーティストとして、仕事をしておりながら、兼業でアルバイトをしている。2人とも、日本では接点はなかった。 予期せぬことが身に起こり、ピンチをチャン…

津山望は己の人生に迷いを捨てたつもりでいた。16年前に妻と離婚をしてからずっと、彼は自分の全てを仕事に捧げてきた。 しかしその日、妻と過ごした広島で行われる花火大会に来たのは、覚…

物心つく前から隣に住む幼馴染みの倉木怜。幼馴染みと言っても、中学に進学してからはほとんど話していないし、いまいち何を考えているのか分からない。 ある日、主人公の川野康太は倉木が引…

私の家の花壇には種を蒔いていなくても花が咲く不思議な力があるんです。 もし、その土を使って花を育てたいとおっしゃるなら少しだけお譲りいたします。 ただし、いくつか条件を出させて…

【川連二高吹奏楽部シリーズ】 滝田聡司は、学校祭でドラムを叩いてくれないかと頼まれた。吹奏楽部での日常に不満があった聡司は、軽音部からのそのオファーに応じる。 吹奏楽部と軽音部。…

夫はアラ還を前に妻に対して外に向けても これからは妻だけに尽くすと公言。 ずるい男、今になって。 さんざん今までいろんな女性と付き合ってきた夫の言葉。 そんじょそこらではお目…

あらすじ ある二人がいた。明るい性格の晴と暗い性格の紫音。とあるキッカケで二人は出会う。出会うことにより二人は変わっていく。悪い意味でも良い意味でも…。 友情は深まっていくが、そ…

ITに興味を持った大場糸が見つけたのはなんとも妙なセミナー、その名もMANIAC。 MANIACに集う個性豊かな女子高生たちが、ITを通じて成長していく物語。 ～本作の特徴～ …

寿命の最大値が決まっている世界で、 自分の年齢を分割することになっった主人公。 分割するならやっぱり若いときを過ごしたいよね！！！ ↓前回の投稿↓ 『オーバーテクノロジー　…

わたしにとっては私小説です。 それはつまるところファンタジーと了解の隙間に存在していて、消え去るための遺書にほかなりません。だから、一緒にいてねと世界は構築されたようで、ほとんど…

根暗な主人公かすみは人見知り、無趣味、仕事以外は他人と接点をもたない。 そんなかすみは唯一散歩だけは大好きで。 大好きな散歩の世界になにを見たのか。

「たまには歩いて帰ろうか」 そう言ってわたしたちが、手を繋いで並んで帰ったあの日の思い出を切り取った、エッセイ風フィクション。 ※この作品はDISCORD文芸部の《『駅…

貝殻を窓辺に置く麻里 父も母も、姉も彼も知らない女も 麻里はみんなに捨てられていく……

女流ラノベ作家＜蒼井霧雨＞は、非常に好き嫌いの分かれる作品を書くことで『知る人ぞ知る』作家だった。 そんな彼女の作品は、基本的には年上の女性と少年のラブロマンス物が多かったもの…

ニートだった青年が森でメンタル回復してく話です。 第1回角川武蔵野文学賞にエントリーさせて頂きました。

23歳の吉（きち）は大学を卒業して1年目。定職に就かず短期バイトを繰り返していたので履歴書は大学卒業以降真っ白である。そんな吉が次に務めるのは2カ月間の県庁の臨時職員。慣れない事…

大学院で博士号を取得しても大学での仕事が見つからない有沢満流は仕方なく予備校講師として生計を立てていた。そこへ同じ境遇の旧友・平野瑛美が現れる。ドロップアウト人生を嘆く二人はやが…

なんとなく おれはそうやって生きてきた｡ 公務員から夜仕事に就き,ただその日その日を過ごす ある日出会った彼女は,そんな｢なんとなく｣でしか生きれないおれの心を揺さぶった いつし…

「まるで、からっぽみたい」 そう思っていた、十四歳だったあの頃。 歳を重ねてから気付いた、あの時のシュウちゃんのこと。 エブリスタ『リアルタイム妄想コンテスト』参加作品 テー…

　たっちん、かぁこ、しょーやん、さおりん――。この四人は幼い頃からずっと一緒の超腐れ縁だった。 　このまま腐れ縁がどこまで続くものなのか……。そんなことを考えながらも、たっちん…

　社会人三年目の俺は新潟近海の妖精を自称するよく分からない存在の導きで五十公野治長(いじみのはるなが、後の新発田重家)という無名の武将に転生した。チートなどはなく、もらえたのは一…

時は平安末期、鞍馬寺を出、奥州藤原氏に身を寄せた義経はそこで様々な精霊や人と出会う。 その出会いの中で、九郎は何を学び、何を選ぶのか。

縄文神話は、第一巻「緋いろねの剣」、第二巻「竜宮の女神」、第三巻「宝貝の海路」で完結します。紀元前1300年～1100年頃の秋津洲を初期神話時代として描いています。天之御中主神か…

この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。 記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介（くものすけ）と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織…

山に囲まれ、水に恵まれた鷹森（たかもり）の郷。 この地を治める鷹主彦（たかぬしひこ）の息子である多津野（たつの）と弥守（みもり）の兄弟は、ある夜、星が一斉に流れ、禍々しい赤星が空…

「異世界と言えばステータス画面だ」 手をかざすが出るはずも無い。女神にも会わず、魔王もいないし、日本の知識も微妙な感じ。なぜ異世界に来たのか究明する気も無い４人の男子高校生。 常…