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空閑

「第十五回石田波郷俳句大会」の新人賞作品集が届いた。
掲載されている受賞作品に刺激を受けながらページをめくると、選考経過の記事があった。私の連作「境目」が神野紗希さんの並選をいただいていたことを知り、大変嬉しい気持ちになる。選者選評でのお言葉も励みになった。
そして「一次選考通過作品」。応募順の掲載となっており、新人賞の応募フォームができてすぐに送った私の「境目」が最初に掲載されている。目を通すと、二句目がちょっとおかしい。

南風や空き缶振つてから捨てる

と投句フォームに送ったはずの句が、

南風や空閑振つてから捨てる

と表記されている。これでは句の意味が全く分からない。
句を提出したときに撮ったスクリーンショットを確認したら、確かに「空き缶」になっていたので、実行委員会に連絡した。
話を聞くと、選考会の途中で誤字には気付き、選者の方々の前では訂正したものの、冊子には誤りのまま掲載されてしまったらしい。
正誤表は「大路の会句会」の参加者には、直接手渡されるとのこと。とはいえ、一応ここでも書いておきますね。正しくは「空き缶」です!

実行委員会の皆様、丁寧な対応ありがとうございました。

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