市井へい

吾輩は「ニャのるほどのものではございません」が、読むだけで気持ちほっこり、クスッときて、やさしい気持ちになれる作品だと思います。 社会の毒気とハードモードな現実に疲れた人は、読ん…続きを読む

初っ端からコーヒー吹き出して笑いました。
面白いなぁ、もう。

物心つく前に、別々に生きることになった双子の兄弟。アメリカ育ちのエリート青年となって突如目の前に現れた弟を妬みつつも、自己嫌悪に苛まれるばかりの金髪ニートの主人公、雅樹。しかし、恵…続きを読む

ストーリーの概要や世界観、設定については他のレビュアーさん方がきれいにまとめてくださっているのでそちらを。自分はこちらの作品の真髄と（勝手に）思う人間ドラマについて熱く語りたいと思…続きを読む

潔くて大変よろしい。
食べものや香りの描写がお上手です。

ぶっきらぼうで、乱暴にさえ聞こえる物言いのキャンディには悪を憎む理由がある。 自分にはもしかするとべつの人生があったのではないか……ふとそんな思いにかどわかされることがあっても、…続きを読む

何てことのない店のくり返す日常に紛れ込む、ある事情を持つ男の特別な一食。
”日常”と”特別”のコントラストがいい。

着想が面白いです。ラストがいいですね。
大事なメッセージを感じます。
着地点が意外なだけに、登場人物たちのモノローグや当時の心理描写がもっと読みたくなる作品でした。