愛宕平九郎

高校2年生になった彼は、自分に恋人がいないことに焦りを感じていた。 バイトばかりして青春を無駄にしてしまっているのではないか、そう思い悩む彼のバイト先に突然学校一の美少女、高梨麗…

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテストにみなさんが応募されてるのが楽しそうだったので、書いてみました。 3話完結。 4000字以内で、期限内に書き上…

寒く冷え込む冬の季節。いつもの時間にいつものものを持って外に出る。今日は星が綺麗だ。こんな日は星を眺めながら飯を食いたい……そうだカップ麺があったはず……

受験期に葛藤する一人の男子中学生の物語。

一人暮らし始めたてに、ありそうな一ページ。 一応、男性でも女性でも当てはまりそうな仕上がりとしました。 ＜「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト＞ …

経理部で働く赤井恵美を『こんちゃん』というあだ名で呼ぶ男、来栖廉。『こんちゃん』のあだ名の由来に恵美は愕然とする。恵美には、誰にも触れられたくない、そして自分でも思い出したくない…

食品スーパー、モリモリフーズで店長を務める主人公、角場店長の一コマ。 現在、４０代後半。妻は４０歳。子供はいなく夫婦二人の生活。 結婚記念日に残業をすることになるが、一つの奇跡が…

大みそか。夜も深まる中。幼馴染の三波と遥翔は締め切り間際の映像コンクールの出品作品の制作の打ち合わせ。イラストで食べていきたい三波の心は想像の宇宙に今日も飛んでいる。遥翔は音楽好…

📻≪♪♪♪ 人生にはさまざまな喜びがあり 同時に苦しみや悩みもあります 人に言えない、誰にも相談できない 悩みや苦しみ そんな時 いくらかでもお役に立てればっというの…

三度の飯よりカップ麺が好き。 いや、三度の飯も好き。 わがままボディ全開なボクが恋に落ちた。 彼女好みの男性とは？ 決戦はクリスマスイブ！ 聖なる夜の奇跡よ、ボクに降り注げ！

広瀬智也は母親から、いい歳して独身である事をとても心配されていた。ある日ひょんな事から２人で恋バナをし、その際に智也は自分の秘密をカミングアウトする。 以前は結婚の話に触れられ…

「私」と母の、何気ない親子の日常のワンシーン。なんでもないはずの休日でも、大好きな人がいれば、それはきっと特別な日。

「たとえば幸せが目に見えるとしたら、どんな形をしてると思う？」 いまいち暖房の効かない部室で、お湯を入れたカップ麺を前にして先輩は私に尋ねた。 先輩はこういうぽっかりと空いた時…

赤いきつねさんと緑のたぬきさん、二匹との打ち合わせのために会議室を訪れた私。 だけどそこに居たのは……。

「なんだよ、俺だって頑張ってるのにさ……」 期待とは裏腹に摩耗した日々を送る青年。 擦り切れそうな心を繋いでくれたのは一通の電話だった。

高校生の頃は片想いの恋愛で涙していたわたしも、彼氏ができ、大学に進学、そしていまは社会人になった。 でも人生、すべてが順調なわけがない。 大人になったと感慨に浸る間もなく、やらか…

暮れが差し迫った十二月二十九日の朝。白狐神社の社務所に赤いきつねが１００ケースと緑のたぬきがひとつ届けられていた。 送り主の名前はないが「大晦日に皆と召し上がれ」という趣旨の手紙…

　今日の昼食はきつねうどん。桜とハルトネッヒが手打ちで用意をしている中、つまみ食いをしていたハクが気づいたら煮揚げを全て食べてしまった。 桜に怒られたハクは油揚げを求めて火の国へ…

カップ麺を食べないと思っていた親父がカップ麺好きだった。 ただその食べ方は普通と違っていた。 歩んで来た人生をもみせつけられたようで切なかった。 今あの頃の親父の年齢になり少しわ…

いつも相手の選んだものを取り合う双子の緋呂（ひろ）と翠人（すいと） そこに自分の意志はあるのかしら。 いや、あるのよね。 相手のものが欲しいという自分の意志が。 はぁ。 真っ白な…

様々な邂逅の形を時が彩るショートショートから短編までの１０話。

月葉は親友の乃秋と喧嘩し、孤児院から脱走。長い逃避行を試みる中で、山の麓に家を見つける。その家に住む老人と会話を深める中で、お互いが何者かに捨てられ、そして、孤独の身であることを…

雪の山荘で暖かさが芽生える。

東洋水産営業部の若手ホープ・布滝美鳥(ぬのたき　みどり)は、緑のたぬきをうどん大国・香川に売り込みに行けと命じられる。 圧倒的そば逆境の地で、果たして緑のたぬきは売れるのか……？…

【コンテスト応募作品】 産後回復しない身体、終わらない夜泣き、ボロボロの心。 つらい、しんどい、泣きたい。 そんな私の手元にあったのは、赤いきつねでした。

アレルギー男の世知辛い現実をどうぞ。

兵庫県南部を襲った未曽有の大地震。 明日も分からない生活の中、救援物資として配られた「緑のたぬき」に……。 （「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト…

女の子同士のほっこり話。

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト応募作品 昔々山奥に、いたずらなタヌキといたずらなキツネが住んでいました。 そんな二匹が顔を合わせるのは、…

グラウンドから聞こえる野球部の掛け声。 夕空に響き渡る吹奏楽部の音色。 廊下ではしゃぐ帰宅部の喧騒。 そして、 放課後の部室に一組の男女。 香るカップ麺のにおい。 何気ない会…

娘の結月と一緒にデパートへ出かけたが娘が迷子になってしまい、なんとか見つかるが疲れてしまって買い物もせず帰宅の途につくことになった。 母として小さな娘とのできごとと娘に思うことを…

上京して三年、売れないミュージシャンの末路とは。

｢緑のたぬき｣｢赤いきつね｣ どちらも美味しいけど、好きな人と一緒に食べるとより美味しく感じるんだが。

　天正10年6月2日の朝、本能寺で「敦盛」を謡って舞う織田信長の前に現れたのは、江戸時代中期に様々な分野で活躍する平賀源内だった！ 　源内は信長に「斬新な饂飩」を食してもらいたい…

泣かせに来ました。いつもの冬寂さんなのでひねってはあります(笑)。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト応募作品!

　とある日の、とある警察署。生活安全課の当直勤務は激務である。晩御飯を食べられないことなんてザラであり、そう言う時は備えている「非常食」が役に立つ。 　今回の非常食は、赤いきつね…

西口和樹はお母さんに、あるカップ麺を買ってきてほしいと頼んだけど、違う商品を買って来ていた。 ※関西限定商品

ＪＫの２大テーマは色気と食い気。 女はたしなみよく、淑やかに。でも育ち盛りだから食べずにはいられない。 わたしは、この相反する難題を両立させる作戦を考えついたのだ。 いまこそ決行…

2021年大晦日、いつものお客がコンビニにやってきた。 ひっそりとイートインスペースで緑のたぬきを食べるその人の隣にユーリは座った。

スタッフが食べている緑色のフタに触発されたのか思い出した。 しがないプロミュージシャンの昔語り、必要なプロセスがあってここに至る。

あら、あなた…お仕事終わったの？ そう…　いいえちょうどいい所。 そうだちょっと買い物に行ってきてもらいのよ。いまリストを渡すから。 大丈夫。こういうのはまだ時間がかかるから。 …

我が家の大事な局面で食べるものと言えば、もっぱら赤いきつねと決まっている。 それはいつまで経っても変わらない、何気ない家族との繋がり。

予備校生の磯崎麻芙由は一人でバス停までの道程を歩く。 途中で小腹が空いてコンビニエンスストアに立ち寄る。 その日は寒くカップ麺を選んでいると茶髪の男性が駆け込んできた。 二人は偶…

児童精神科医と定年退職した教師、そして子どもたちがつくりあげたフリースクールがある。いろんな理由から学校に行けなくなった仲間とそれを支える大人たちがいる。子どもたちが自信を取り戻…