遥風はじめ

おもしろい。クラス一の美少女はとんでもないのだ。 俺はいつの間にか、カクヨムのこういった界隈に迷い込んでしまったようである。攻めとか受けとかなんだが聞いたことはあるが他の用語など…続きを読む

私達はせわしない社会の中で生きている。 それは歩き続けているということだ。 何かをきっかけにふと歩みを緩めたとき、死で彩られた静かな世界を感じることができる。 墓守はどちらの世界…続きを読む

「好きだけど嫌い」から始まる、二人だけの時間。 それは永遠とも思えるような長い時へ。 この短い作品の中には、二つの時が同時に存在している。 一つは幸せなほんのひととき。 もう一つ…続きを読む

今作、赤ずきんは町に出て来ている。 さらに、暴漢に追われている。 童話にはなかった疾走感のある展開から始まるこの話。 だが―― 読者は思い出すことになる。 赤ずきんの世界観、あの…続きを読む

この小説を見かけたあなたは、タイトルを見てある程度の世界観を予測しているだろう。しかし、紛う事なきこの作品は、百獣の王の召使いとしての真価を試される作品である。 だが多くの名作に…続きを読む

儚い命を生かす意味を考えさせられる。
人間の薄く引き伸ばしたような生と、動物の刹那の命を対比して描く、隠れた文学作品。

掌編小説に詰まっているのは、この人を守るという想いと、走っていく主人公。これだけの濃いエッセンスを手のひらサイズのストーリーに込めている。 後味の良いエッセンスです。 サクッと読め…続きを読む

この作品の猫の視点は、観察者であり、ただ愛情を求める者であり、またずっと同じように流れる川のように不動の存在。 登場人物達が、人間の愛情を、通り一辺倒に発出しておらず「ただひたすら…続きを読む

別にいがみ合っていたわけではない。でもこのギャグみたいなからかうようなタイトルの伏線をちゃんと回収している。 短い物語とはいえ、キャラもとても立っている。 親しみやすい文体ながらも…続きを読む

不穏なタイトル、冒頭のサバイバル。 正体不明のものとの生き残りをかけた生活。 だけど最後には思わぬ展開が。 しっかりとした読みやすい文章と、構成の巧さで魅せる作品。 とっても良…続きを読む

とても良かった。文章が読みやすいし、池の、ぽちゃんという音もコツンという音も心に響いてくるようだった。 人生を通しての池との対話。素晴らしい作品に出会えた。 これからの作品も期待…続きを読む

死の淵を覗き込むくらいの落ち込みや絶望のあとに見出す希望。 希望を示しながらも「自分で決めるべきだ」と、「自分で生きること」を示唆しているのが突き放した優しさにもなっていると思いま…続きを読む

びっくりしました。短いので読み始めやすいだけでなく、短いのにミステリーのエッセンスがぎゅっと濃縮されていて、ドキドキしながら読める作品。主人公の捜査の哲学も垣間見える。主人公と相方…続きを読む

導入の部分とか、文章が優しくて好感持てる感じとか気に入ってます。構成がうまい！

続きが気になってます。

会話を読んでると、キャラが楽しそうでにやにやしてしまう笑

最後の方に少し切ない感じが入るので、そのギャップも良いです！

一話完結だから読みやすいのもいいと思う。