「好きだけど嫌い」から始まる、二人だけの時間。それは永遠とも思えるような長い時へ。この短い作品の中には、二つの時が同時に存在している。一つは幸せなほんのひととき。もう一つは人の一生を優に超える長い時。愛する人を失うかも知れないと感じる不安と、ずっと一緒にいたいと願う望みを濃縮した逸品。ささやくほうもささやかれるほうも、愛に満ちた言葉で、読むと優しい気持ちになれるショートストーリーです。あと男の子がカワイイ。。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(167文字)
言葉遊びのある甘い物語であった。500文字程度の物語でちゃんとオチまであるのだから、作者は大したものである。すぐに甘い気分に浸りたい人にオススメ。