武州人也

サメといえばコレ！様式美のようなオチにニッコリしました。

モンスターパニックのタグからやって来ました。タグの通り読むモンスターパニック映画のような本作。暴れるのはサメやアナコンダやグ〇ボイズなどではなく、何と食虫植物！ 植物によるパニック…続きを読む

面白い転生者アンチ物。先が気になって一気に読んでしまいました。 文章も読みやすく、かといって軽薄過ぎない丁度良い塩梅で良かったと思います。 酒乱でだらしなく見えるがやる時はやるサヤ…続きを読む

突飛な発想もさることながら、C学生男子と避妊せずに事に及んでしまうのがそそりました。

最初から最後までパワーが高くて笑いました。そして恒例の亞堕地区……一体全体どんな魔境なのやら……

（多分下敷きになっている何かがあると思うのですがわからなかったです。すみません……）

「教科書」に振られたルビに笑ってしまいました。
それにしても亞良川……亞堕地区……怖い場所……

力士を使ってコンピューター？？？とは何でしょう……
静かでありながら底には狂気が流れており、トンチキワードがいきなり飛び出してくるようなおかしみも感じました。

絶対行司空間やマゲ・ユニットなどの単語がじわじわと効いてきますが、かっこいい戦闘描写や最後の決意など見所が多く読んでいて楽しかったです。

ポストアポカリプス×相撲な一作でした。意味が失われてしまった古い言葉の意味に難とか解釈を加えたりしているのに時代の隔たりを感じました。

愛のために闇相撲（これちょっと笑いました）で強くなる熱い漢のお話でした。これは恐らく近接パワー型……！

主人公の苦悩と失望を描いた序盤の克明な心情描写からのラストの力士登場シーンのスピード感が読んでいてとても小気味がよかったです。

河童と力士のがっぷり四つ！河童が相撲好きという伝承もあることを思い出しました。

予想に反して汗の迸るような熱い漢のお話でした。強さ故の悲哀が熱量のこもった文章で綴られています。

タイトルのパワーの高さに引き込まれるように読んでしまったのですが、ヒトならざるものが大切なことを教えてくれる話でした。

ふときものども……凄い……相撲が元々神に奉納する行事であったことにも納得がいきます。

痛風、怖いですねぇ……滅茶苦茶カロリー高くて笑いました。ミシュランは嫌よ……

鮮度が命とばかりに時事ネタ投稿するの凄いです。スピード感とパワーに脱帽しました。

中国は前漢の時代。その中期において数々の事業を起こした武帝には数人の男色相手がおりましたが、その中でも際立った存在と言えるのがこの韓嫣でしょう。彼は容色のみならず夷狄の戦術に詳しく…続きを読む

竹林には閑雅で美しい印象があり、静謐の象徴として扱われたりもしますが、一方で旺盛な栄養繁殖力で周囲の林をなぎ倒しながら繁殖し里山で外来種問題を引き起こす等恐ろしい植物としての一面も…続きを読む

人の皮を被った悪魔のような存在の恐ろしさと、それにただただ蹂躙されるしかなかった人の哀れさに後頭部がぞわぞわするような感覚を覚えました。

巧妙に仕掛けがなされていて、それが分かった時の脳の爽快感が心地よかったです。上手い（確信）

特大感情をぽっきりと折られてしまったジルフィアがそれを振り切るかのよう狂気に邁進していく様に、読んでいるこちらの心は強く揺すぶられました。

災害のシーンや怪獣同士の戦いの描写などは、まさしく怪獣映画のそれのような映像が想起されて怪獣好きとして心震えました。 所々に挟まるゴ○ラシリーズのオマージュにも思わずニヤリとさせら…続きを読む

仄かな寂寥感とやるせなさの残る読了感がとても良かったです。

「若衆は、針ありながら初梅にひとしく、えならぬ匂ひ深し」とは井原西鶴の男色大鑑の序文ですが、「針ありながら」「初梅に等しいえならぬ匂い深い」美少年が他者を翻弄していく様が何ともたま…続きを読む

魯迅の『狂人日記』を思い出しました。男色物の時もそうでしたが心情描写がとても良かったです。

無上の美の体現者がその他有象無象を篭絡し捕縛していく様が優美な文で記述されており、美が全てを支配する空間に読者を引き込んで行くように感じられます。
新作の美少年小説も待っています。