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【Vol.29】ジョサスケラ定例報告【20230807】

どーもっし! 雨愁軒経です。生きてます。
クソ暑いっすねー……頭が働かない。
昨日通り雨がありまして。これが、また山形で避難警報が鳴るんじゃないかというくらいすごい勢いで。
その時間に来店されたお客様や出勤してきた従業員の話では、ワイパーMAXでも見えないわ、タイヤが浸る水溜まりがそこかしこにあるわと、すごいものでした。
それも大概大変だったのですが、本当の問題はその後ですよ。
それだけ濡れた道路が、晴れてから一時間もしないうちにカラッカラ……マジで殺しに来てるwww

ぐうたらすることすらままなりませんね。ちょっと横になりながらゲームしようと思ったら、原神のデイリークエを2つこなしたところで寝落ちしていたのは笑いました。
しかもその寝落ちによって脱水が進むので……という負のループ。

ただ考えてみれば、そうやってグロッキーになりながらも、出勤はしていたりするわけです。
出勤はできるのに小説書けねえ道理はねえよな?と思い至り、どうにか体に鞭打つことができました。


さてさて、そんな中、カクヨム夏祭りの公式自主企画が発表されましたね。
其の名も「ご当地怪談~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~」!!
参加条件は自主企画にチェックを入れて、舞台となる都道府県名をタグに入れるだけ!!
ほうほうほう、へえへえへえ。

これなあ……参加できた方がいいんだろうけどなあ……。

今の大目標が、25日締切のアニーク大賞なので、そっちに注力すべきなんですよね。ただでさえ時間をロスしていますし。

しかし、思う所もあるんですよ。
今回の企画は、『各都道府県を舞台にしていること』。
おそらく企画が立ち上がった段階で、ホラーカテゴリで都道府県のタグ付けている作品はチェックしているでしょう。十中八九『ムカサリ』は目に入っていると思います。
もっとも、書籍化の打診がどうこうってのはゼロですけどね(白目)
カクヨムのコラム『オファーの瞬間』にて、この手の作品は軸がぶれることを防ぐために、完結してから声をかけるという旨の発言がありました。
まだ『ムカサリ』のあのエピソードが『第一部』という括りでなかった掲載当時は、しばらく完結マークが付いていたのですが……ええはい、何もありませんでした。
ですので、たとえ第三部が完走したとしても書籍化の打診が来る可能性はないんですよね。残念ながらwwwww


話が逸れました。戻します。
ともかく、『山形県』というタグを付けた書き手として、この企画は挑戦状ともとれるわけです。

まして本企画へ参加するということは、他県の怪談を書かない限り、居住している地域の公表をすることと同義。
既に公表しているか、公表することに抵抗がないかというだけでも、そこそこ絞られます。その上でホラーに手を出している層と考えれば、もっと絞られるでしょう。
『山形ニ雨愁軒経在リ』とアピールするには、すごくデカいチャンスなんですよねえコレ。
うー……悩むぅ。


とりあえず、やるとしたらの話をすると。
まず「舞台を特定の土地にしただけのなんちゃってホラー」は禁じ手だと考えています。
たとえば、山形をゾンビでいっぱいにするとか、何の所縁もないのに『領怪神犯』のようなSCP風バケモノを出したりとか、なんの伝承もないカミサマにスプラッタさせるとか。そういう大喜利はNG。

ですので、私の方向性としては、『ムカサリ』第二部の『白蛇伝承』かなあと。
「身を投げた女たちが白蛇になって宝を守っている」という伝承に対し、楪は「そうまでして守りたかったものって……」と問い、芽瑠が「子供じゃろ」と答えを出しました。
ああいう風に、既存の怪談や伝承、噂話を解釈し、その「正体」をベースにリブートするわけですね。
ただの白蛇の怪物でもおどろおどろしいですが、そこに「子供を守る白蛇」という存在理由が追加されると、具体性が増すんじゃないかと。

他にも。
例えば山形県村山市には、東沢バラ公園という場所があります。南陽の双松・鶴岡のあつみと並ぶ、山形三大バラ園の一つです。かつてはバラ園として日本最大の敷地という肩書がありましたが……今では鹿児島・岐阜・青森に持って行かれていますねww
この東沢バラ公園には大きな溜池があり、やれ身を投げた女の霊が出るとか、鎌を持った爺さんに遭うとヤバいとか、色々と心霊話があったのですが……
コロナ襲来より少し前でしょうか。一度水抜きされたらしいんですよ。噂によれば、その時にトラックが揚がり、『男性の』ご遺体が見つかったのだとか。
なるほどトラック。そうなると、鎌の爺さんは繋がりそうですね。

はて。では、女の霊って一体ナニモノなんでしょうか……?
全ての元凶こいつだったりしません? 幽世に引きずり込むやべーやつ。
――なんてね。

そんな具合に、百物語のような連作掌編をしていければと。
「さくらんぼの祟り」なんかも面白そうですね。
ちょっと色々考えてみます。


頑張ります。
ではではーノシ

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