本日(9/3)夕方5時から、長編を連載します(全43話。9/3:夕方5時、9/4~9/15:毎朝5時更新、9/16~9/30:朝夕2回更新)。
「第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」に応募しています。
【タイトル】
「豊臣の子」(全43話)
【キャッチコピー】
――みんな、狂ってる。
【投稿期間】
9/3~9/30(全43話。9/3:夕方5時、9/4~9/15:毎朝5時更新、9/16~9/30:朝夕2回更新)。
【あらすじ】
慶長19年(1614年)、方広寺鍾銘事件が起こり、豊臣家は刻一刻と、大坂の陣――亡(ほろ)びの道を歩んでいた。
豊臣完子(とよとみさだこ)は豊臣秀勝(秀吉の姉・ともの子。豊臣秀次の弟)と江(ごう)(秀頼の母・茶々の妹)の子であり、茶々の養女である。
完子(さだこ)は、夫の・九条忠栄(くじょうただひで)と共に、豊臣家を守ろうとしていたが、その折り、秀頼が乱行に興じていることを知る。
秀頼の乱行を止めるため、完子と忠栄はその乱行に興じる理由を探る。探っていくうちに、十年前の慶長4年(1604年)に、完子の九条家の嫁入りの前夜に起こった、完子の乳母の怪死事件に遠因があることに気づく。
乳母は、完子の嫁入りの宴に出席したあと、大坂城内の一室で怪死しており、その死体を発見したのが秀頼であった。
秀頼は乳母のことを好いており、十年後の慶長14年(1614年)、その怪死の謎を解く。解いた結果、秀頼は豊臣家の「秘密」――秀頼自身の出生の「秘密」に気づく。その「秘密」は秀頼を狂わせ、秀頼を乱行へと誘《いざな》っていく。
方広寺鍾銘事件の原因となった鍾銘も、狂った秀頼によって「いじられた」ものであり、こうして豊臣家は滅亡への道を突き進み、忠栄や完子の努力も虚しく、大坂の陣へと突入してしまう……。
【URL】
https://kakuyomu.jp/works/16818023214149855787(投稿される前は、リンクは無効です)
添付のイメージ画像は、NHKクリエイティブ・ライブラリーの画像です。
よろしくお願いします。