欠陥品の僕らのこと 完結しました。

長かった、近年稀に見る十万字超えのものになりました。でも、全然そんなものでは彼らを表現するには足らなくて、ここでお開きという形にしました。
読んで頂いた方、これだけ目にしてるという方、ありがとうございます。

絶対に他人には話せないことってありますよね。中にはそんなこと無いぜという方もいるかもしれませんが、きっとね、自分の全部を他人に打ち明けられる人は少ないと思います。

この話は、他人に警戒心を抱く永尾千佳と食堂でまずいと噂のラーメンを食べる鷹山慶一の、ぶつかったりご飯を食べたり笑い合ったりするものとなっております。
最初の方を書いて放置していたものですが、きちんと終わることが出来て良かったです。いやー書きにくかった。カクヨムさんで長編と言えるものは蕨野楓と神崎律を書いているのですが、ぐんを抜いて書きにくいと感じた永尾千佳です。もしかしたら自分に近すぎて書くのが難しかったのかもしれない。
章は7文字縛りでいきました。
天使の天塚さんに返品をお願いするときは、欠陥品という理由では掛け合ってもらえません。天塚さんの上司である神様はとても怠惰なので、簡単に要望を通すわけにはいかないのです。そんなことを考えながら、私はコール音を書いていました。

終盤、閑話として石井視点の話をいれました。これはどこかで入れたいと思っていまして、それがここかーい! って感じのとこになっちゃったのですが。ビニール傘って私は人生で二回買ったことがあって、持つとワクワクします。ビニールの向こうに降る雨音が跳ねて、その振動が面白い。
どうでもいい持論なのですが、小説の中の人間は小説の中で生きていると思ってます。彼女たちは誰かから忘れ去られても、どこかで幸せになったり大きい壁にぶち当たったりしていくのでしょう。彼を裏切った彼女はまた誰かから裏切られて誰かに救われて生きていく。本当は出会うのは永尾にしようと思っていたのですが、何となくそれは違うなと思って真由になりました。真由はちゃんと自分の意見が言える人間で、良い意味で一番理不尽に晒されやすい。姑息じゃない人は他人から恨みを買いやすい傾向にあるな、と思ってます。その真っ直ぐさが眩しいのでしょうね。

なにはともあれ、明日は模試だ!
あ、新年おめでとうございます!
勉強してきます。
最後に、ハートをたくさん送ってくださった方、星をくださった方へ、ありがとうございます。貰ったものは全部大切にします。
どこかで、また出会えますように。



怒花亭 進虫さん
まずいラーメンは人それぞれに違うと感じており、また主人公がそのラーメンを食べたことがないという理由から詳しい描写をしませんでした。読みにくいと感じられたら、申し訳ありません。レビューありがとうございました!

近藤近道さん
魅力が会話だと書いていただき、本当に嬉しいです。小説もそうですが、長文を書くのにも労力が必要だと思います。初めて頂いた長文レビュー、大事にします。本当にありがとうございました!

@toms_patternさん、@ST250さん
レビューありがとうございました!

20190111


@9090さん、レビューありがとうございました!
20190114