昨夜、新作の短編『捧げられしArtemis』を公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330648297762900タイトルからはよくわからない内容かと思います。内容もぱっと見で分かりにくく、公開してから反省していたりします。端的に中身を表現すると「ガンダムの皮を被ったウルトラマン」でしょうか。
ストーリー開始前の話の流れを時系列順にさっとまとめると
古代にLet-oが造られるも月に追放される
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現代においてLet-oが発見される。
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Let-oの形を模してArt-em-isが建造されるが、それによりLet-oが覚醒し暴走、地球と月に壊滅的被害をもたらす。
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稼働していたArt-em-isが全機撃墜されLet-oは身を隠す。Let-oの再侵攻を恐れる人類はそれに対抗するため、Art-em-isの解析データを元にApol-loの建造を開始。
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月の宇宙港で未稼働のArt-em-isが発見される。
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ストーリー本編へ
となります。
なお、本編に登場するArt-em-isは予備機で総生産数は二十機。Apol-loは量産予定があったものの必要な資源を確保できず、作中に登場したのは量産試作機です。
あと、ノームがああいうことになったのはかなりイレギュラーな事態で、本来Let-oの影響下に置かれたArt-em-isのパイロット達は「消化」されて、それぞれの機体の擬似人格のベースとなり自我は失われてしまいます。
ノームが自我を保てたのは、あの機体に覚醒したArt-em-isがパイロットのいない状態で長い間過ごしたことでパイロットに依存しない確かな自己を構築していたおかげです。
こうしてみると、書けてないことが多すぎですね……。短編にするべきではなかったかな(おいおい)。もし「ここが分からない」という意見がございましたらお気軽にお寄せください。なるべく補完していきたいと思います。
でも、昔から書きたかったんですよこの話。イメージだけなら十年以上前から自分の中にありました。ただ、それを言語にする能力が自分の中に足りなくてずっと眠らせていたんです。
だから、これを書けた(形に出来た)だけでも自分としては満足しています。人に見せるものとしては最小限度の出来かも知れませんが、また書きたくなったらリファインすることもあるかと思います。
随分と長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。