偽令嬢魔王の第七章を更新し始めてから一週間ほど経った。まだ感慨深さを覚えるほどの期間でもないが、割と順調に継続できているのでは、と自画自賛したくなる頃合いではある。
正確かつ正式な統計情報のある話ではないのだけれども、何事も継続していかないことには土台のしっかりした成果が得られないもので、それを維持することが何よりも大事なのだと思う。
根性論といってしまえばそれまでだが「ダメだ」「もうやめよう」「無理がある」と思って立ち止まるのは酷い危険信号が見えてからだ。黄色信号が点滅してる程度では立ち止まらない方がいいだろう。
まあ、現実的な話で交差点に差し掛かろうとしたときに黄色信号が目に付いたら止まるべきだとは思うが――それはさておき。
行動を起こさずに考えるだけの時間は、それ自体が無駄だとまでは言い切らないが、長引けば長引くほど根気や気力をゴリゴリに削る行為ではある。
自分も、偽令嬢魔王シリーズに限らず、ぷらぎゃシリーズとかでも継続して更新しようと奮闘している最中は、保存食に食らいつく遭難者ばりに立ち止まらないようにしてきた。
満足度合いはともかくとして、成果物はそこに残っている。
一方で「次はどんな話にするべきだろうか」「この話はウケないからやめとくか」と脳内で練り込んでもみくちゃにしていた期間は、ぶっちゃけ毎日更新期間より倍以上長い。
で、気付いてみれば成果物は何も残っていない。
あれ? おかしいな。自分は結構悩んでいたはずなのになぁ、と。あれだけ考えてた奴、まだ形にしていなかったのか、と自己嫌悪に陥る。
要約すれば、行動しなければ成果は出ない、ということ。
そんなことは分かりきっていることだが、根気や気力を維持していくためには、成果物がないと難しい側面もある。
自分の脳みその中身を取り出せる楽な手段はないだろうか。
そんな無茶振りも、一ミリくらい叶えてくれるのが現状ではAIの活用なのだと、勝手に思っている。
ということで、そういう言い訳を携えて、今日もAIに生成してもらったイラストを貼り付けてみようと思う。
偽令嬢魔王に登場するノイデス・ノウマウス。ハーフオーガで、黒光りするムキムキ筋肉を持った女だ。巨体で、ぶっきらぼうな脳筋キャラに見せかけておいて、意外と純情なところもあり、細かい作業が得意という隠れ乙女枠。
(黒い肌の出力が難航して何十回やっても褐色肌にしかならず妥協。最初の方は「オーガ」という単語のせいかガチめに化け物ばかり出力されていたので、大分マシになった気がする)