• SF
  • 異世界ファンタジー

「偽令嬢魔王」第八章

 雨の降らない日々が続いたかと思えば、ところにより激しい雷雨に見舞われる不安定な夏の今日この頃。一年の半分もとうに過ぎてしまったので、今年二度目の「偽令嬢魔王」シリーズ新章開幕に至った。

 現状、一番長く書いている「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」シリーズが768,500字で、「偽令嬢魔王」シリーズが748,000字なので、追いついたら一先ず筆を止めようかと思っていたり、いなかったり。

 一つの目標としては1作品で100万字超えを狙いたいという意欲はあるものの、ちんたらと不定期投稿しているうちに割と周囲では毎日投稿しまくって100万字超えてる人はホイホイいるし、ついでに流行りもまた目まぐるしく変わっているような気もするので、同じ作品を続ける気力がどうしてなかなかわいてこない。

 下品な話として解釈されそうだが、結局のところ、遅筆な上に流行りの取り込みも遅いローペースな調子なものだから、自分が何より気持ちよく書けた、という到達点が遠く遠くに感じてしまうせいだ。

 そりゃあまあ、「云百万字書けました!」「云千話目更新しました!」「云万人フォロワーありがとう!」「書籍化決定しました!」なんてものを横目に見ているのだからそこにいきたいなと考えているうちは遠くになって当然ではあるのだが。

 何処かで見かけた話だけれども、「やりたい」よりも「やらなきゃ」で行動しているとメンタルがやられるとか何とか。

 健全に創作を継続していくならば、やっぱりその動力源は自分の中で「やりたい」であった方がいいんだろうな、と。周囲を眺めながら「まずい、遅れてる」「やらなきゃ」となっているうちは、抑えておいた方が無難なように思う。

 思うけれども、今回は一先ず「偽令嬢魔王」シリーズを書けるところまで書いてみて、また様子を見ていこう。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する