ふと年明けて2週間。正月気分も抜けて平常運転な頃合。
昨年までの作品についてを振り返り、恒例の作品整理にいたったわけだけれども、例によってアナリティクスの結果が何ともはや緩やかなものである。
1話を10000文字くらいで強気に定期更新していた「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」も去年からずっとPV数が動いていないし、予測された答えがそのまま返ってきた。
ここからとてつもない奇跡でも巻き起こらない限りは、コンテストへの入賞も見込めない。しかもその期限は2週間足らずときた。それはあまりにも厳しいものだ。
とりあえず「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」は、このままお蔵入りにしておこうかと思った。
思ったが、何やらスマートニュース×カクヨム「連載小説コンテスト」というものが開催されるようなので、そちらの方に持っていこうと思う。
記載されているものを転載すると、
> 具体的な作品テーマとして、「職業小説」「政治・経済」「もの作り」「経営」「グルメ・お酒」(あくまで一例です)といった大人が興味を持ちやすい題材を想定しています。
と書かれているので、「人類の死滅した世界観の中、ごく少数の労働力で子作り政策を執り行う」といったストーリーである本作を「このテーマに当てはまっている」という認識で出してみようと思う。
少々無理があるとは思うが、そも現行で出しているコンテストも望み薄なのだからこれでダメだったとしても理由付けが沢山出てくるので色々と諦めもつく。「そりゃそうだ」「やっぱりダメだよな」と納得できる。
失敗に終わっても納得。成功すれば自分の作品が一矢報いる。0に帰すか、1を得るか。だったら1を得る可能性を取る。
しかし、問題なのは推奨仕様だ。
> 1話あたり2000~3000文字前後となっていること。
> 作品全体のストーリーが、30話にて一定の区切りとなっていること。
このように書かれている。
先述の通り「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」は1話あたり10000文字になっているので、分割していく必要性がある。ともなれば、今あるエピソードを解体していかなければならない。
単純にエピソードを削除してもこれまでのPV数は残ってしまうし、新しい作品として作り直そうと思う。
幸い、ストック自体は30話には十分すぎるくらいなので、上手いこと調整し、今回の連載小説コンテストが開始する2月1日には古い「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」を削除とし、分割版を新たに定期更新していきたいと思う。
ただ、審査方法を見る限り、今回は読者選考はなしだ。
> 応募された作品の中から、編集部選考を経てピックアップされた作品が最終選考対象作品としてエントリーされます。編集部内で当該対象作品の最終選考を行い、大賞作品を選定いたします。
このようにも書かれているので、現在やっているコンテストのようなランキング制と違い、定期更新によって読者を募るやり方は意味のある手法ではないと思うが、まあどうせ落ちる可能性が濃厚なのだから意地汚くもこの路線でいこうと思う。
ともあれ、まさかこの近況ノートを見ている人の中に、「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」を定期的に読んでいる人はいるとは思えないが、何にせよどうにせよ、2月をもって一旦、全話を削除する。
本当の意味で誠に勝手ながらではあるが、その辺をご理解いただきたい。