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年の瀬

 さて、2017年も間もなく終える、そんな時節。

 今年もいろいろとあったような気もするし、そうでもないような気もする。あっという間に過ぎ去っていったような気もするし、ゆったりと時が流れていったような気もする。

 どうやら今年、世に出した作品の本数は12本だったらしい。文字数にすると約25万字になるっぽい。これは多いのか、少ないのか、自分では何とも言えないところだが、真面目に日々執筆している側から見たら少ない方だと思われる。

 それでも昨年が大体15万字くらいだった辺り、ちょっとは進歩しているとも言えなくもないかもしれないような気がしないでもないようななくなくないような感じは無きにしも非ずなところで。

 はたして、松本まつすけさんは何処へと向かっているのだろうか。

 もう少し日の目を見たいという願望もあるが、それはさすがに高慢すぎるか。もっと成果を出せるほどの努力を束ねてから言うべきか。

 いっそ100万字くらいドカーンと投稿して当然というくらいの気概を見せるのが無難なところなのかもしれない。

 今年の終わり、12月より投稿を開始した自称力作の「ぷらとにっく・ぎゃらくしぃ」もまるで当たり前のように★なし、レビューなしの現状、磨くべきところがまだまだありそうだ。

 当初の予定では本作も少々路線が違っていて、今ではなんかセックスセックス言ってるだけのありきたりなラブコメ状態だが、構想段階ではデスゲーム形式だった。

 人類を繁栄させるべく、正しく性行為できない場合は不適合者認定されて処分、次の人類をスリープから目覚めさせて、はいどうぞ、みたいなノリで展開する予定だったりする。

 死のゲームでありながら、生のゲーム、というか性のゲームという悪乗りした感じなら面白いかな、とか思ってみたりもしたわけだけど、案外物珍しさもないかなぁ、と感じ始めて今のようなほのぼの路線に落ち着いたところはある。

 しかし、もしかしたら、デスゲーム形式の方がよかったのかなぁ、などと現状を見て後悔してしまっている自分がいる。どれだけ意思が薄弱なのだろう。

 もう少し世間の流行り廃りに目を向けて、大衆に向けた「面白い」と言えるような作品を模索していきたいものだ。正直、自己満足から先に動いていない感は否めない。

 他人が見て、面白いと思えるような作品。

 そんなものを、来年は、書けるのだろうか。

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