遅めの5月病か、妙にアンニュイな気分を引きずっている今日この頃。
ちょっと知人に小説を紹介してみたところ、作品の意図を理解してもらえないどころか、内容そのものを理解できないという状態に陥り、どうしたものか思い悩んでいる現在進行形である。
お世辞でも何でも何かしら「面白かった」「個人的に好き」「まあまあ」とでもコメントがあれば十分だと思っていたが、「最初の一行だけ読んだ」という意見をもらった手前、どう解釈したらいいのか分からなくなった。
その他にも、作品の内容とは全く関係のない方面でのコメントばかりで、褒める貶す以前の前に、そもそも自分は何故作品を紹介するつもりでいたのかそこから疑問に思い至る始末。
まずは作品を読んでもらおう。中身を見てもらえれば誰かは分かってくれる。そんなスタンスを根本的に覆されている状況。
そもそも作品を読んでもらう努力も怠っているし、内容すらもこの有様なのだから、そもそものそもそも、自分が作品を世に出すこと自体が誤りなんじゃないかとさえ思えてきた。
よくないなぁ、よくない傾向だなぁ……。
この5月病は来年の5月までまた引きずりそうな予感さえする。
◆連載作品まとめ
・近代的彼氏彼女(ストック無し)
・がらくた男とウサみみ少女(ストック無し)
・少年戦隊ファイターボーイ(下書き有り)
・もうすぐオレはポニーテールに殺される(下書き有り)
・どうやって小説を書いているんですか?(ストック無し)
ネガティブまっしぐら。スランプまっしぐら。世界が崩壊する勢いで、またよくない傾向。よくない状態に陥っている感がある。
こういうときに作品を書こうとすると呪われたかのように、つまらない文字列が作品内を徘徊しだすから恐ろしいものだ。恐ろしい5月病。5月病恐ろしい。
ハイテンションならぬ廃テンション。勢いはあってもびっくりするほど空回り。ノリに任せるべきか、自重するべきか、自分をコントロールしないことにはどうにもならない。どうどう。
自分の思い通りの作品、自分の好きなような作品を作るのも一つ。読ませる作品、読んでもらうための作品を作るのもまた一つ。とりあえず好き勝手にやって沢山の人に楽しんでもらうなんていう理想をあまりこじらせない方がいいだろう。
どちらかといえば「ファイターボーイ」は好き勝手派で、「ポニテ」はエンタメ派。それとはまた違う、がっつり小説らしい小説を完成させたいところだが、「近彼」は好き勝手寄りだし、「がらくた」は知識不足がたたりすぎだ。
果たして、寝かしてるネタを起こすべきか、それとも現状維持か。
こんな時期の脳内戦争はいつだって慌しいもんだ。