今年もあと少しで終わります。今年は激動の一年であった一方、私的にはカクヨムという場を通して、拙い小説を届けられた、記念すべき一年でもありました。
これにもコロナ禍の影響がありました。それまで自分の楽しみのためだけにほんの少し書いていた小説がありましたが、もし感染して自分が死んだりしたら、それらの話は誰の目にも触れる事もないと思ったからです。
僅かだし、大した価値もないものですが、それも寂しいと思い、カクヨム自体はそれより一年だったか前に登録だけは何故かしていたので、短編のイベントをきっかけに参加する事にしたのです。
結局はそれらのうち3作をここで発表し、後は新作となり、それだけ新作を書けた自分にも驚いています。
そしてもっと驚いたのは、このカクヨムのレベルが高く、他のユーザーさんの作品を読むのがすごく楽しい事です。少し前のケータイ小説ってこんなじゃなかったと思うのですが……。若い頃、海外小説に凝って以来、こんなに楽しいと思って読んでいる事ないかなと思う位です。
自分に書けないような物語、迫力のある文章を書ける方やエンタメ系を書ける方、その一人一人が文章力もしっかりしているんですから驚きます。イマジナリーな世界の物語でもしっかり歴史を勉強されていたり、いい加減な自分は本当に舌を巻きます。レビューをもっと書きたくて、リストを作っているのに、リストが増える一方なのがうれしい悩みです。
来年もさらに素敵な作品に出会い、大好きな作家さんのお話をずっと楽しめるのが夢です。
そして自分自身、もっと満足できるような作品、出来れば長編も書く事が目標です。自分の会った人達をモデルに書く事が多いのですが、読み返してみて、実際の人達の方が魅力的な事が多いのに気付かされるので。
では、まだまだ未熟な私ですが、来年もどうかよろしくお願い致します。(^_^)