『異都奈良の琥珀食堂』で参加中のH&H2。いよいよ最終膳です。
なんかあっと言う間でした。
途中随分遅れをとりましたが、相当巻き返して、気持ちの上では追いついています! 気のせいかもしれませんが……断念したこともあるしな。
さて、企画に参加している『俺とオマエのお膳立て』部分は、本体の『異都奈良の琥珀食堂』の主人公が綴る作中作です。
これは前回のH&H参加作の『無二の朝飯前』と同じ構成。
今回は全十膳のお題に対して、六科を軸にしながらも、十の視点で語られる連作群像劇仕様としました。
第一膳:六科視点、チェスナの話
第二膳:フルク視点、翡翠と翠嵐の話
第三膳:咖喱菩薩視点、普賢菩薩と六科の話
第四膳:チェスナ視点、六科とフルク、翡翠、翠嵐の話
第五膳:翡翠と翠嵐視点、フルクの話
第六膳:鉄兎視点、亀石の話
第七膳:薬師如来視点、六科の話
第八膳:亀石視点、鉄兎の話
第九膳:普賢菩薩視点、鉄兎の話
第十膳:???、???
最後のお題はデザート。語り手は一体誰でしょうね。
ちなみに六科が即興で出す創作デザートは、以前『妖し狸の神隠し』の中で登場しました。今回のハンバーグ回に登場した『ホルスタイン牧場』みたいなノリのヒトサラです。
#2 隠れ家的な仄暗いランプの下で
https://kakuyomu.jp/works/1177354054951868757/episodes/16816700426058958199このエピソードは普段の六科の振る舞いというか、人柄が如実に表れていますし、周辺の登場人物も『俺とオマエのお膳立て』と見比べてみると楽しめる?かもしれません。店内の雰囲気も描写されています。
ま、まだ最終膳を書き終えていないので、よろしければこちらを御覧ください、というわけです。ある意味、ヒントも転がっているので。
では。
【写真】
六科の店を想起する種となった、奈良の洋酒チョコレート専門店のチョコ
とろけます。トリップしそうなほどに。
追記
最終膳、公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/16816410413893461604/episodes/16817139555274758569