気がついたらお久しぶりです(半年ぶりくらい)。
カクヨム公式自主企画「百合小説」(
https://kakuyomu.jp/info/entry/yuri_annoucement )に、どうにかこうにか一作出すことができました。
『雨宿りはお気に召すまま』
https://kakuyomu.jp/works/16817330661206286258 実はここのところ(一ヶ月くらい)スランプに陥っていました。正直いまもそこから抜け出せた気がしていません。
7月31日締め切りの公募はこのカクヨムの百合以外にも二つほどスケジュールしていたのですが、あまりにも書けないのであと二つはスルーしました。
アドバイスもらったり励まされたりしてそれでも書けなくて締め切りまでいよいよぎりぎりになったところで、6月に書きかけたままほったらかしにしていた本作の冒頭部分を発見して「これなら。いまからでも行けるかもしれない」と一気に書き上げた次第です。
それから百合小説読んでいて「恋に落ちる過程をすっ飛ばしすぎじゃない?」と感じることがあったので、恋に落ちる瞬間をややねちっこいくらいにフォーカスして描いてみました。
最初の構想ではまなかがしずりの初々しい反応を面白がって、あれこれ思わせぶりな台詞を重ねて「このいけない楽しみをもう少し続けちゃおう」みたいなことを考える話だったのですが、実際に会話させてみるとまなかがころころ表情を変えてくれるので彼女自身も戸惑っていること生かして現在の形にまとめました。
なお、後半しずりは余裕を取り戻しているようで一杯一杯です。これからもまなかの無自覚な天然爆弾発言に一喜一憂するのでしょう。
あと、女性同士の恋愛を描く際に「同性であること」を殊更意識せず、自分と相手の気持ちを優先して考えるアプローチを取ったので、「文芸百合部門」ではなく「ライトノベル百合部門」で出しました。
あ、BGMは『Christmas Tina Original Sound Track』でした。bermei.ianazawaさんの音楽ですね(実はこれもビール繋がり)。
裏話としてはこんなところでしょうか。
それでは。