「カクヨムWeb小説短編賞2023」創作フェスの三つ目のお題「秘密」ということで、秘密の恋を描いた短編小説を公開しました。
この想いはひそやかなままで
https://kakuyomu.jp/works/16818023212053804427 概要欄に書くか迷ったのですが、この作品は工画堂ファクトリーのPCゲーム『シンフォニック・レイン』の楽曲「秘密」にインスパイアされて書いた作品です。
というのも、お題の「秘密」を見た瞬間に笠原弘子さん(あるいは岡崎律子さん)の歌声が脳裏によみがえり、片想いをする女の子の姿を思い浮かべてしまったからです。
その旨をぽそっとポストしたら、
「もういっそのことそのテーマで書いちゃえばいいんじゃない?」
とサクラクロニクルさんに提案されて、最初こそちょっと渋ったものの、最終的にはノリノリで乗っかって書いていた次第です。
それと並行してサクロさんとは「作業工程を共有して、互いのやり方を参考にしながら物語を構築するペアライティング」をやっていまして、「おー、なるほど」「あ、そういうアプローチなんですね」などと言いつつそれぞれ作品を書き上げました。やー、いつもありがとうございます。
というわけで、サクラクロニクルさんの作品はこちら!(百合SFだぞ)
ウテルスのしずく
https://kakuyomu.jp/works/16818023212018252437 私のほうはわりと修羅場っていまして、プロット+キャラ設定ができあがったのが17日の19時頃で「やばいです」「ただのやばいじゃねえぞ!」などという言葉が飛び交う中で、日付をまたいでどうにか書き上げています。あぶなかった。
じつはこの作品、一度2000字ほど書いたときに「あ、こりゃ終わらねーや」と没にして、そこからリライトしていまの形にまとめています。
頭の中にあったのは「秘密(『シンフォニック・レイン』)」なのですが、視点の取り方は冬寂さんからおすすめされた雨隠ギドさんの『終電にはかえします』を意識していました。ほんとにいつもありがとうございます。
それから、読者の皆様、ハート応援、星評価ありがとうございます。
創作フェスに出した作品は、書きたい物が書けたと思えるいっぽうで出来映えにいまひとつ自信がなかったので、とても励まされています。
私のカクヨムコン9は(書く方は)ひとまずこれで終わりかな、と思います。
最近は現代を舞台にした作品を書きたい欲が強かったので、その欲求に素直に書いてきましたが、そろそろSFを書きたい気持ちもあります。一応、手元にいくつかプロットはあるのですが、考証面が固まっていなくてちょっと棚上げしています。
とはいえ、今冬放送が始まった『メタリック・ルージュ』ですとか『勇気爆発バーンブレイバーン』といったSF作品を見ていると、「細かいこたぁいいんだ。ノリだノリ!」という気もしてきます。ちら読みしたハヤカワSFコンテスト大賞の『ホライズン・ゲート 事象の狩人』からもそういうオーラを感じましたし。
希望的観測としては、3月までにSF作品をカクヨムにアップしたいとは思っています。
あいかわらず、次回予告ができません。
それでは、またよろしくお願いします。