ただいま絶讃開催中の秋待諷月さんの自主企画ペンギンSFアンソロジーに参加しました。
『ほの明るい空の下で』
https://kakuyomu.jp/works/16818093075244061840Xで初期構想をポストしていたのですが、そっちは書いてみたら途中でスタックして(プロットがあるにもかかわらず)にっちもさっちも行かなくなったので、あらためて作り直しました。
シンプルにペンギンが登場するSFを書いてみました。
さて、オチがああなったのは、私の近況と関係があります。
現在同居している家族が新型コロナにかかりまして、わりとてんやわんやな状況です。
あーもー現実クソだなぁと思ったのでオチがああなりました。
2~3月はおもに藤原伊織の作品を集中的に読んでいたのですが、その影響なのか冒頭で武田(主人公)が着任するシーンがなんとなくサラリーマン小説っぽいです。
あと、いつもなら未来的な雰囲気を出すために独自のSFガジェットをがっつり投入するのですが、今回は少しやり方を変えて最低限に留めてみました。
たとえば、いつもなら「統合宇宙開発機構」に「ISGA」と略号のルビを振るのですが、今回は読み方をそのまま振ってあります。
先日、ろうでいさんに『わたしが選んだもの、あなたが選べたもの』(※)を朗読していただいたのですが、ルビだけ読まれると情報が十分に伝わらなさそうな独自用語が結構あったので、今回は仮にルビだけ読まれても意図が伝わるように調整してみました。
もっとも、この辺は事前に「どこをどの様に読むか」を打ち合わせしておけば問題は無さそうだったので、次回以降はまた従来のやり方に戻すかもしれません。
※『わたしが選んだもの、あなたが選べたもの』
https://kakuyomu.jp/my/works/16817330649636239924さてさて、「ペンギンSF小説、私書きます」と言って書かない(締切までに作品が上がらない)という事態は回避できたのですが、カクヨム方面に関してはこの先なにかをやるという目算がない状態になってしまいました。
カクヨムの使い方がいまだに行き当たりばったりです。
ばったりいかない程度にやっていこうと思います。
ではまたー。