第2回『G’sこえけん』音声化短編コンテストのASMR部門に『陽炎の杜で』を出しました。
『陽炎の杜で』
https://kakuyomu.jp/works/16817330662838088277第2回『G’sこえけん』音声化短編コンテスト
https://kakuyomu.jp/contests/gs_koeken_2023/detail うにょーん。思わず変な声が出るくらいには疲れました。マッサージされる文章を書いていると、書けば書くほどに肩や背中がこっていく、という知見を得ました。
和風現代ファンタジー! 人外ロリババア巫女! というこれまで隠れていた(隠していたつもりはないので)性癖を全開にして書きつつ、知っている限りの音声作品に対する個人的な「これこうして欲しい」といった願望をぶち込んで煮詰めました。
寝息トラックは30分バージョンのボーナストラックが欲しい派です。
はじめてASMR……音声作品の台本を書いたので、色々勝手がわからずこれでいいのか? みたいな疑問が渦巻いています。これでいいのか。
あと、知り合いの音響効果さんから現場の嘆きを聞いていたので、そこんとこ考慮して(考慮しているつもりで)SE指定の他に注記をガシガシ書き込んだ台本を書いてみたのですが、「こいつくそうぜーっ」と思われそうな気がしないでもない不安があります。
これでいいのでしょうか?
最近(ここ一年くらい)SFと百合しか書いていないことに気づいて、それ以外も書けるのだよ、ということを確かめたくて『陽炎の杜で』を書いた気がします。
音声作品は前々から興味があった表現手法で、ボイスドラマ/オーディオドラマの脚本(台本)を書いてみたいなー、とは思っていました。でまあ、そんな折にカクヨムの通知だったかX(Twitter)の告知だったかで、第2回『G’sこえけん』音声化短編コンテストのことを知ってぼんやりとやってみようか、と思っていました。
これが6月の話です。
巫女、ロリババア、鬼になってしまった刀鍛冶(鬼鎮神社にまつわる伝承の一つ)……というネタはかれこれ10年近く前に考えたものを引っ張ってきました。
なので、原案はすぐできたのですが、いまいち気乗りしなくて——構成やASMRのネタが思いつかなくて——ほったらかしにしていました。
6、7月と8月前半は別の作品を書いて——たとえば第3回かぐやSFコンテストに出すなど——していたのですが、締め切り前一週間を切った土壇場になって構成案を出せたので、都合4日でASMR台本を書き上げることにしました。
最近こういうのばっかり……。