小説内では書きおおせてないことを推敲なしでだらだら書いていこう第十回。
本編の補足というよりも、別に明かしてなくてもいい内容とネタバレがメインになると思うので、先入観なしで本編を読みたいかたはスルーしてくださいませ。
【第三章・レオングラードでの会議やら調べ物やら】
勇者物語リスタートのためのパート。
「女帝倒してこい、あ、なんか皇子生まれたっぽいからますそっち殺してこい」「えっ無理」で逃げ回ってた状況から、今後の目的をはっきりさせるため現状を整理する必要がありました。
結果「神殺しの宿命なんか知るか俺はリオ(とついでにノア)を救う!」となり、そのためには神を殺そうとする勇者の意志を排除しないといけない、その手がかりが火山にあるとわかってからが、改めて旅の始まりです。
エレクファレリア皇帝みたいな正直尊敬もなにもしてない相手からでなく、昔からお世話になって信頼してるレオングラード先王からの「では勇者よ旅立て!」で、ここからやっと勇者物語が始まるのでした。
めっちゃ盛り上がるシーンのはずですが、私の筆力で表現できてるか心配です。
ま、まあ完結したあとヒマになったらなんかもっと大袈裟に盛り上がった感じに修正してもいいかも?
「異界から来た六本脚」について。
舞台である内地と呼ばれる島にはドラゴン、有翼人、ディルンバットくらいしかいません。昔はもっといたのかもしれないけど、この世界では異界の者は代を重ねるほどに生物として劣化していくので、長命のドラゴン、知性のある有翼人、繁殖力のあるディルンバットくらいしか生き残れていないということになります。
なお遥か海の向こうには四本脚が完全に駆逐された「大陸」があるのですが、そこでは有翼人のほかケンタウロスのような体型の人、六本脚で走る獣などが四本脚に逆襲されることなく暮らしているはず。長命のため劣化の遅いドラゴン種のエサとして苦しめられながら。
ドラゴンも昔は多少はあった知性を失い暴れることしかできない生き物になっているし、異界からの侵略者は最終的に誰も幸せになっていない。内地の有翼人も迫害されてるし。
まあ侵略者の末路なんてこんなもんでしょう。
今回のまとめです。
『序章と第一章と第二章は全部、勇者物語エピソードゼロ』
物語が始まるまでが長ぇよ!!