• 異世界ファンタジー

泥地のなんとかの設定その他を語る 2

サポーター限定記事作成のテストです。
しばらくは全体公開でやっていきます。
既に小説家になろうの活動報告に載せた文章のほぼ再録です。


【序章について】
Web小説ではプロローグは読み飛ばされるものであり、これがあるだけで読むのを避けてしまう読者もいるらしい。
でもあえて一話置いてるのは最後に「終章」したいだけだもん。
実は投稿開始時は序章は三話あったのだけど、あまりに読まれなくて大幅に削って一話にした。その後初めてのブックマークがついたので、やっぱり序章の存在はものすごいハンデキャップなんだなあって。
きっとここを読んでいるかたで序章三話時代を知るかたはいらっしゃらないでしょう。


【第一章について】
イルクとリオが出会って、旅立つまでの章。
物語スタート時、イルクはやる気のないヘタレ勇者で、リオは思考を制限された状態。

イルクは勇者の名を捨てたつもりで最初はエレクファレリア帝国内で「冒険者」をしていた。仲間の全滅で気を落としてディルイベリル共和国へ移り、「狩人」をしていた。
リオはダムダラヴェーダ帝国に行くための高額の旅費を稼ぐために「狩人」をしていた。

【冒険者】
いわゆる冒険者ギルドはこの世界に存在しません。
あちこち拠点を変えながら動物や魔物を狩って生計を立てている人々の総称。正式にそういう職業があるわけじゃない。(冒険者たちの職業は剣士とか魔法使いとかそのへん)
国を跨って活動することが多く、国境を越えるために身元証明(楕円形のプレートに名前や身分などが書かれたもの)を持たないと活動できない。身元証明は公的機関が出しててダムダラヴェーダ帝国以外の国全てで共通規格。

【狩人】
固定の拠点を持って主に動物を狩って生計を立てている人が名乗る職業。
身元証明を持たないまま地元のみの活動をしている者が大半。

【狩人イルクの状況】
最初の仲間を失ったショックで山奥の町へイムに拠点を変え、しょぼい獣をソロ狩りする狩人となっていた。でも洗練された腕に気付いた人たちに一目置かれたりワルの道に誘われたり。
大きな仕事はせずに一般人として隠れ住む気だったが、大きな旅をしようとしてるリオを見捨てられず旅立った。
旅立った時点で狩人から「冒険者の槍戦士」となったわけである。

【狩人リオの状況】
剣の師匠ミレアがディルイベリル→ガトリア→ダムダラヴェーダの海路を提示していたせいで旅費を稼ぐために山奥の希少な野鳥を狩っていたが、買い取る店のほうはまさかこんな子供が希少野鳥を狩っているとは思わずただのお使いだと思っていた。
賢者グランの意思(自分が神化して女帝を倒したあと勇者に殺されないといけない)に従うよう術をかけられていたため勇者を生かしておかなければならず、師匠ミレアの意思(勇者コロス)にも引きずられて心を許せず、のためクソガキムーブになったのは仕方ない。

なおこの時点ではリオは自分の魔眼の能力を理解できていなかったが、ヘイムでリオによくしてくれた食事処のおばちゃんは正気を保っていた。直視して弁当くれとかみたいに強く願っていなければ、この子を手助けしてあげたいなあ喜んでもらえたら嬉しいなあと思わせられる程度の幻惑に落ち着くようになってるのです。自然体がいちばん。
つまりもちろんイルクもそれにやられてるぞ。
見捨てられず、うっかり手助けしてしまってるもんね。

……文章適当ですね。
推敲してない作者の文章が見れるのはここだけ!(でもないけど)

今回はこれだけ覚えて帰ってください。
『(お互い認めてはいないが)二人同行のきっかけはイルクがリオの魔力にあてられたから』
連載現在のリオはこの事実にきっと傷つくのでこれは永遠に秘密でってことで。

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