• 異世界ファンタジー

泥地のなんとかの設定その他を語る 6

サポーター限定記事作成のテストです。
しばらくは全体公開でやっていきます。
既に小説家になろうの活動報告に載せた文章のほぼ再録です。


【第二章・ブラックドラゴンのこと】

女帝の闇魔法で支配されたドラゴンで(通常ドラゴンはウロコが赤かったり緑だったりだが)ウロコは真っ黒く染められ、凶暴化している。
その見た目から一般人からはブラックドラゴンと呼ばれているが、正式名称はカーズドドラゴン。シャーリがうっかり正式名称で呼んでしまって怪しまれてた。

五頭ほどがダムダラヴェーダ帝国領内をランダムに飛び回っていて、争いの気配に呼び寄せられて対象を食い殺す。ナワバリも作らず生殖行為もしない。
帝国内に入ってきた強い冒険者や他国兵士を探し出すための存在で、殺されたら女帝に気付かれ殺した強者はマーキングされ、帝都にまで招かれる。

女帝は蜘蛛の魔物と同化してるから自帝国のあちこちに食事を絡めとるための蜘蛛の糸を張り巡らしてる、というギミックの一つ。
女帝が自帝国を壊さず一応トップとして統治してるのも巣を壊したくない、壊されたくない本能から。自分の食欲や性欲を満たす人間が勝手に生まれて、または侵入して育ってくれるし。
なお帝国自体が巣であるってのは最新話、第四章63話でちょっとだけ触れました。
(その話とこの活動報告のタイミングを合わせるため先週は活動報告はお休みしました)


では今回のまとめです。
『ダムダラヴェーダ帝国内部が一応の規律を保ったままなのは、女帝の中の蜘蛛の魔物が本能的に巣を現状維持しようとしているから』
魔物との同化具合はどれほどなのかというのはまあそのうち本編で。

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