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なんとかの猫の話はどう考えても理不尽

気がつけば八月も半ば、お盆も終わり否応無く夏の終わりを意識しないわけにはいかない憂鬱な時期に突入してしまいました。

そんな時期になってようやく、初月最初の連載作の更新をお知らせできることに。
なぜにこんなに間が空いたかと言いますと、①軽い夏バテによる体調不良、②家族のサポートをしなくちゃならないという事情、③やたら眠かった、④どう書いたら良いものかシンプルに悩んでいた……といった都合が絡み合い、気がつけばご無沙汰してしまいましたとさ、ということになります。

なんとかかんとか書き上げましたので、よろしかったら以下のリンクからお越しくださいませ。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315/episodes/1177354054890549164

……間が空いた割に比較的おとなしめの回となりましたが、クライマックスまでの道のりがクリアになってきたので次回以降はそこまでお待たせすることはないと思います。多分。

作中にて、SFを嗜む方にはおなじみのナントカの猫ネタに手を出してしまいました。小説を通して知る程度の知識しかないくせに手を出すのは避けるべきだとわかっていても、流れがそうなってしまったのじゃ……。奥泉光さんの小説で初めてこの考えを知ったように思いますが、「生きてる猫と死んだ猫が重なった状態にいる箱の中って何それ? その箱の中身はどんな風になってるの?」という疑問がここで芽を出してこういう形で花をつけてしまったのだと思われます。

なのでまあ、段位を持つようなSF読みの方から言わせると「あのネタはそういうことじゃねえよ!」とツッコミたくなるかもしれませんが、広い気持ちで読んでやってくださいと甘ったれ精神を全開にしてお願いする次第です。

ちなみに、段位を持つようなSF読みという上記文言の元ネタは、「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」にて野原ひろしが発したセリフ「こう見えてSF初段なんだぜ」に由来します。久し振りにみたくなってお盆の時期にレンタルして視聴しておりました。やっぱり傑作ですね。吹雪丸さんは今見てもつくづく素晴らしいキャラクターだった。


話を連載作に戻しますが、最近、読者さまから本作の推しキャラクターを教えていただく機会が増えて喜んでおります。こういうのって嬉しいものですね……。

今のところ、リリイさんが一番人気でその次マーハさん、ジュリさんという順になっているように感じられます。なかなか興味深いです。

あまり「うちの子可愛い!」という状態になりたくないので作者としてはキャラクターとは適度に距離を置こうと心がけてはいるものの、この子が好きですという声を聞くと生みの親としての情愛がとめどなく溢れ出てしまいますね……。

それでは本日はこの辺で失礼します。

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