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ゴールが見えたと思ったら、あと更新のおしらせ。

当初は短編か中編で終わらせる予定だった現在の連載作、気が付けば書き始めて一年以上経っておりました。
まさかこんな長い付き合いになる物語になろうとは……。

書いているうちに、ビー玉が転がり続けて各種しかけを展開してゆくピタゴラ装置のように「これやったら確実に死ぬ! 手に余る!」というエピソードが広がり、実力不足を大いに嘆きながら、とにかくがむしゃらに書き進めてようやくゴールが見える状態になりました。

みえるけれどその道程は未舗装のガタガタ道です。それでも進んでいかねばならぬ。だってゴールが見えている。
というわけで体力が続けば六月まで、おそくても梅雨があけるころには終わらせられる算段がたちました。よく頑張ったな、私よ……。ここまでこれたことがまず奇跡だよ。

そして、こんな長くてやりたい放題やっているせいでこんがらがっている小説を読み、応援は評価まで下さった皆様、本当にありがとうございます。お陰で途中で死ぬ思いをしながらも本作をここまで続けることができました。ありがとうございます……。
これからはいろいろムチャクチャな展開が控えている予定ではあるので、見捨てずお付き合いいただけると幸いです。


そんなわけでやっとこさクライマックスパートにまでたどりついた本作です。
そんな大事な回だというのに、主人公は状況を伝えるためのカメラ役に徹しているために目立たず、お茶会のメンバーと怪しい動きをみせる曲者の後輩と腹の探り合いをする、画としてはとても地味な回となりました。行動としてはお茶飲んで喋ってるだけです。

しかし、会話するだけで場を持たせる、読んでくれる方を飽きさせないというのはなんと難しいことか……。自分の実欲をわきまえないこんな無謀な取り組み、今度からはもうやらない。

そんなわけでリンクです。相変わらず字の量が鬼のごとしだよ(それでも書きたかったエピソードが全部入れられず、二話に分割したんです。これでも)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315/episodes/1177354054889365835


今回でやっと、これまでちらちらと顔見世程度に物語に登場させていた前初等部生徒会長の一面が出せました。この人はこういう非常にシンプルなパトリオット思考の人なんですよ。
以前この連載作に登場するキャラクターをタロットカードに准えるという遊びにふけっておりました際、彼女に「塔」のカードをわりふったのはこういう意味からです。なかなか危険な人なのです。

それでは、また。今日は疲れたので休みます……。


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