過去の近況ノートを見返したところ、ちょうど一年前に『終天のアルシオーネ』をリブートする旨の記事を書いていました。いずれリブートする気はあるものの見通しは全く立っていない、ほとんど中止に近い保留ですが……
あれから一年。
『終天のアルシオーネ』を保留して『アリス』に取り掛かり、長いこと悪戦苦闘して結局はそれも保留になって、また別の作品の構想を練って書きだしている内に一年経ってしまいました。
一次創作を発表できていないという意味では一年前から一歩も前に進んでいませんが、その新作の書きためを始められているのがせめてもの救いでしょうか。
『終天のアルシオーネ』と『アリス』は未来のポストアポカリプス作品ですが、新作は現代モノです。この現代を舞台に全高3.8m以下の搭乗式としては小型なロボットで色々バトルします。
そして『アルシオーネ』という名のロボットが登場します。
これは『終天のアルシオーネ』で主役機として出す予定だったロボとは関係ありません。ただ、そちらで使う予定だったロボットの名称をこちらで使うことになっただけです。
なので『終天のアルシオーネ』は改題を余儀なくされますが、そこで描こうとした崩壊後の世界で中世的な国家同士がロボットで戦う戦記物は変わらず温めておきます。
して、新作の現代モノですが。
ロボットゲームを遊んでいた主人公が実機のロボットに乗ることになり、ゲームで培った操作技術でそのまま実機を動かす……という、いつもの天城のパターンになります。ラーメン屋でラーメンを注文したらラーメンが出てくるような安心感。
ただこれまでと違うのは『主人公がロボットゲームを遊んでいた平和な時期』を第1部として、長編並みの字数をかけてじっくり描くという点です。そこだけ切りとればホビーアニメ系の作品となるでしょう。
主人公は『常陸 百葉(ひたち・ももは)』
性別・女 第1部時点で小学6年生の12歳
それまでなんの取り柄もない底辺女として生きてきたのが、ロボットゲームで才能を開花させて脚光を浴び、コンプレックスの対象だったヒエラルキー上位の友人との関係に変化が起こったり、気になる男の子といい感じになったりします。
タイトルは『機甲遊戯(仮)』
無理しない程度にがんばります!