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2022年9月28日の近況報告 コップの水をストレスに例えて語るお話。わずか1滴のストレスで人は死ぬ。と言う事

※注意※
今週は溜まりに溜まったメンヘラ成分を大量に吐き出してデトックスするんでメンヘラ記事が続きます。ご注意を。

 たまに「コップの中の水をストレスに置き換える話」がありますが、今回はそれで語ります。



 まともな人はコップの中の水=ストレスが通常はコップの半分くらい入っていてそこに失恋、会社の倒産、自己破産、みたいな水が「急激に」「大量に」注がれて、結果あふれて自殺する。と思うんでしょう。
 それはある程度は真実ですし、会社の社長さんが自殺するのもそれが理由だと思います。
 ですが、それが当てはまらない人もいます。



 うつなどで毎日毎日、それこそ盆も正月も休みなく常に常に死にたい死にたいと思い続けている人は、コップの中の水=ストレスがあと1滴でも入ったらあふれ出てしまうくらいまでのギリギリ状態で、
 それこそ「3回連続で赤信号で止まった」とか「晩ごはんが出来合い物の手抜きだった」とか「挨拶をしたのに返事してくれなかった」とか「エアコンをつけっぱなしで仕事に出かけてしまった」
 っていうものでも自殺に至る「最後のひと押し」になってしまうんですよ。ギリギリまで追いつめられるとわずか1滴のストレスで人は死ぬんです。


 なので「なんで自殺したのか理由がわからない」っていうのはこの「最後の1滴」が「あまりにもささいな事過ぎて」当事者以外にはさっぱりわからない、かつ当事者はすでに自殺してしまったのでその理由が永遠にわからない。っていう事もあり得ます。



 若者の自殺は「理由が不明」が3割にもなるそうですが、それは……まぁ個人的な勝手すぎる「推測」と呼べるほど上物ではありませんが、
 ストレスが積み重なりすぎてコップの中の水=ストレスが表面張力ギリギリまで行ってしまい、その時に「最後の1滴」であふれたのだと思います。
 だからその「最後の1滴」を探しても「あまりにもささいな事過ぎて」見つからずに途方に暮れる。というのが現状でしょう。


 コップの水の話だと今にもあふれ出そうな人っていうのは「慢性的」と言って良く、一方で水が「急激に」「大量に」注がれて自殺するケースは「急性的」と言って良く、それぞれ対処方法は全く違うものと言っていいでしょう。



「自殺するくらいなら誰かに相談すればよかったのに」って遺族はよく言いますけど、
 追いつめられている当事者からすれば「他人に頼ることが「死ぬよりも苦しい」事で「絶対的な敗北」であり死ぬまで生き恥をさらすはめになる。そんなことするくらいならそれこそ死んだほうがましだ」と思っているから絶対に他人に頼らない、と決めているんですよね。
 誰かを頼る=最大級、それこそ「死んで償わなくてはいけないほどの超絶級な大迷惑」だと思い込んでるから。


 だから「他人の手を借りる」ことは「悪や犯罪行為や、ましてや侮辱や屈辱ではない」というメッセージを強く発信しないと助かる命も助からないと思います。
 追いつめられると「他人に頼るのは『絶対的な迷惑』であり、これ以上他人に迷惑を掛けたらそれこそ死ぬしかない」という間違った思考になるので
「誰かを頼ってもいい」「一人で問題を解決しようとしなくてもいい」「他人を頼るのは悪でもなければ恥でもないし、ましてや犯罪行為でもない」というメッセージが必要なのかと思います。



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