天穂のサクナヒメの新作『天穂のサクナヒメ~ヒヌカ巡霊譚~』を遊んでる。
ソシャゲとしては良くある作りで、舞台を具体的にいくつあるか明確にしない諸島にすれば「後で島を追加する」事でマンガ「ワンピース」形式のストーリー引き延ばしに対応。
キャラはいわゆる「石」で買ってガチャは装備品程度に抑える事で、今のところは「ガチャでこのキャラを引かないと敵が強すぎて話が進まない」みたいな極端な事例を回避してる。
簡単操作でド派手な必殺技を繰り出せるのも良くある話でチュートリアルもそこそこ長い、何に使うか分からない素材もやたらと多い、とこういう意味でも良くあるソシャゲ。
こう書くと「ココでとり上げる意味なんてあるの?」とお思いでしょうが、あります。ズバリ「広告」です。
広告と言うと、今となってはもう悪名高き「グーグルアドセンス」がまず出て来ますが、本作では事情が違います。
というのも広告主を開発会社自ら探してスポンサーを独力で集めた上で広告を流しているため、例えば「ななつぼし」という北海道産のお米ブランドの広告だったり、お米を使った食品の広告だったり、梅干しやのりやふりかけといった米のお供の広告、あるいはJAの宣伝といった世界観を極力壊さない広告を出すようにしてるんですよ。
だから広告と聞いて「殺意」が湧くよう条件反射が身についてしまった人でも「あ、広告ってこうでも良いんだ」って思えるようなゲームになってます。
個人的には見ていてあれだけ「殺意」が湧く広告が、ひと手間かけるだけでここまで印象が違って見えるのは正直大いに驚いてます。
まさかここまで「広告を見てみたい」って思わせる日が来るなんて予想もしてなかったですよ。これはさすがに思いつかなかった。
広告によっては「サクナヒメを応援しています」っていうメッセージ付きだったりして、ああ広告ってこういうのでも良いんだ。って思えるような体験ができます。
繰り返し広告を見てると同じ物が何度も出てくるのですが、それでも「HER〇 WARS」(伏字になってない、とは言わないで)みたいな詐欺広告を
「強制的に見せられている」時みたいな怒りと殺意が湧かないのは新体験と言って良い。何せ「イメージ広告です」っていう言い訳をして実際の商品とは違う詐欺広告が無いのが高評価。
実際の商品を元に広告出すのは当たり前だろ、って言いたくなるでしょうが今のグーグルアドセンスはそんな当たり前の事さえ出来ない酷い状態なんですよ。
「広告を見てみたい」っていう体験をしたければチュートリアルはそこそこ長いですけど、本作をプレイしてはいかがでしょうか。
ちなみに前作からのやたらと本格的な稲作は健在どころか、到底ソシャゲでは無理だろという異様なまでに細かい米づくりにパワーアップしてる。
それこそ起きてる間つきっきりで稲作しようと思えばできる程の深淵があると思います。俺はのぞいた時点で「あ、コレは近寄るべきじゃない」って思って引きましたが。
とっつきやすいように、稲作のほぼ全てを自動設定できるようにもなっていて、広告視聴による時短もあってサクサク米作りが出来るのは画期的改良点だと思う。
誰もが「農林水産省のサイトを攻略Wiki代わりに見るガチ農民」じゃないのでカジュアルに稲作を楽しみたい人への配慮なんでしょうな。
それと、今のところは操作キャラは全部恒常キャラで限定キャラはいないけど、夏になって限定の水着ココロワとか言い出したら「お、俺はキレた…!」ってなるからやらないで欲しい。
まぁスポンサーと言えど開発元が世界観を守る広告出してるのに、そこへ水着キャラやサンタキャラやハロウィンキャラだとか言う世界観を盛大にぶっ壊す、バカも極まるエテ公未満の愚かな真似はしないと思うけど。
本作のスポンサーがいるのなら「安易な売り上げアップのために世界観をぶっ壊す真似」は絶対にやらないで欲しい。まずやらないと信じてるけど、万一やったら末代まで怨むぞ。
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