【告知】
カクヨムでもＮＯＴＥ主催の創作大賞２０２４応募作「確実に貧乏になる４２のコツ」の連載が始まりました。
毎朝６時前後に１日１話更新です。
以下のリンク先から、あるいは「確実に貧乏になる４２のコツ」で検索してください
https://kakuyomu.jp/works/822139839571890401【以下本文】
人というのは放置しとくと「自分は悟りすました高僧だと勘違いして他人に説教したくなってしまう」生き物らしい。
タイトルにもあるように「説教するってぶっちゃけ快楽」付け加えれば「酒の肴(さかな)にすればもう傑作」って奴だ。
誰もが経験したことに「学校の全校集会で校長先生の話を聞いた」事はあるだろう。あれは聞いてる側からしたらもう「その場で首吊って自殺したくなる程」つまらない退屈な物だったはずだ。
それなのに大人になるとなぜかそれを綺麗サッパリ忘れて今度は自分達が「つまらない校長先生になってしまう」ものらしい。
「校長の話はつまらない」でも「自分たちの話は有益だ」っていう「矛盾」を「矛盾」と理解する事すらしないようだ。
この辺は「人間の限界」って奴で「体験していない事は根本的には分からない」んだ。
学校関係の教育者は何とかその壁を突破したいともがいてるんだろうけど、聞く側つまりは生徒側からしたら「コイツの話を聞いたらタダで１０連回せるようになればいいのに」程度しか思ってないだろう。
「どうすれば子供達が大人の言う事を聞くようになるんだ！？」って犯人捜ししても、良い事ないよ。子供にとって重要なのはガチャであって校長や大人たちの話ではない、それだけだ。
こんな事偉そうに言ってる俺だって「説教するってぶっちゃけ快楽」付け加えれば「酒の肴(さかな)にすればもう傑作」に酔ってる自覚はある。
特に年を取ってくると、なおかつ子供や家庭を持つなんて無理だと確信すると「子供以外に自分がいた足跡を遺したい」ってなって、こうやって近況報告なんて書き始めるんだと思う。
４１で婚活って言ってもとっくの昔に賞味期限切れで腐り果ててるし、女の望む年収１０００万なんて到底届かないからな【 ﾟ∀ﾟ】【ﾟ∀ﾟ】【ﾟ∀ﾟ 】＜ｳｪｰﾊｯﾊｯﾊ!
話がそれた、軌道修正しよう。とにかく人間ってのは自分より若い人に説教したがるものだ。
いわゆるデリヘル嬢に「君みたいな若い子がこんな仕事しちゃいかん」ってオッサンが説教するのがいい例だ。例としてふさわしいかは分からんが……。
説教はいわゆる「マウンティング」の一種だろう。女は夫の年収や子供の通う学校でマウントを取り合い、男は年齢に物を言わせて若い世代に説教する。
男も女も、もちろん俺も「平等に価値が無い」って奴だ。
まぁ中には「俺はこれで人生棒に振ったから若い人には同じことをしないで欲しい」っていう教訓もあるんだろうけど、実際に人生棒に振らないと分からないんだよなぁ……。
俺も「リボ払いは地獄の悪魔が考えついたものだ」っていうの、実際に体験しないと分からなかったし。
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