世の中にはいわゆる「天才」と呼ばれる人がいますが、実際には「ただキャリアが長いだけで、キャリアが長いのに『年齢だけは若い』から天才に見えるだけ」っていう人も多いかと。
例えば「4歳の幼稚園児の頃からお絵描きの時間に描いた絵を先生に褒められたのが嬉しくて、夢中で絵を描いてたらいつの間にか神絵師になってた」って人は
「4歳の頃から」絵を描き続けてそのまま24歳になったら絵描き歴20年だ。22歳から絵を描き始めた人が42歳になってようやくたどり着ける境地に、24歳の頃に既に達してるわけだ。
「まだ10代なのにプロ顔負けの描画力!」っていうのはそういう理由から産まれるんだ。普通の人は22歳=就職してから始めたことを幼少期の頃からやっていたからその分キャリアが長くなる。
いわゆる「若くしてウンタラカンタラ」っていうのは単にキャリアが長いだけっていうのもあると思う。普通の人が学生生活で青春送ってたところを、ひたすら絵を描いてただけで。
他にも芝居なんかでも「お遊戯の時間に先生に褒められたから」若くして芝居の道を志して……っていう人や「親に幼稚園で教わった歌を披露したら褒めてくれた」っていう人が
大人になっていわゆる俳優や歌手の「天才」と呼ばれる人間になる。というのはアンケートや調査をしたわけじゃあないが、あると思う。
任天堂元社長の岩田聡氏によれば「才能というのは『ご褒美を見つけられる能力』」という意味で「ご褒美発見回路」って名付けたんですけど、多分真理を突いた名言かと。
幼少の頃から「ご褒美発見回路」が開いていればそこをひたすら繰り返してるだけで幸せで、しかも「ついでに」天才と呼ばれるんだからこれ以上に嬉しい事なんて無いだろう。
「博士ちゃん」っていうテレビ番組では、大人も顔負けの知識を持つ子供が「博士ちゃん」っていう先生役をするのだが、あれもそう。
テレビに出る前のもっと幼いころからその道に通じていたから、単純に「子供だけどキャリアが長い」って奴だと思う。
同じ道に10年いればプロになれるって言うけど、14歳にしてすでにプロ級ってのは当たり前にいるんだ。
もちろん天才の中には本当に天才、それこそ「1を聞いて10を知るどころか、100でも1000でも知れる」とんでもない化け物がいるのも確かだろうが「住んでる世界が違う」んだよな。
だからもしそんな「天才」と会っても「嫉妬しない」と思う。もう凄すぎて見てても「( ゚д゚)ポカーン」ってなると確信してる。
実例を挙げると、1日に最低2万字書くとされる西尾維新先生が言う「2時間睡眠を1日4回取る事で1日に4回朝を作ってる」レベルで「( ゚д゚)ポカーン」ってなるはず。
1日に4回朝を作る……? 朝を作る……? ( ゚д゚)ポカーン。
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