• 異世界ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

2024年05月04日の近況報告 「書きたい事」と「得意な事」と「お金になる事」は全部違う

【告知】
「Note創作大賞2024」の「ビジネス部門」に「確実に貧乏になる42のコツ」という作品で応募中です。
「金持ちになる方法を全部逆にした」だけのひねりの無い作品ですがもし面白いと感じたら作品へのスキ及び作者フォローをお願いします。

https://note.com/agatuma_yui/n/nf064ee82d2f7



【以下本文】
 一応8年間も創作活動に充ててきた人間だから分かるんですが「書きたい事」と「得意な事」と「お金になる事」は全部バラバラなんだというのは分かってきました。



「書きたい事」と「得意な事」と「お金になる事」は全部バラバラ。だから「得意だしお金にもなるけど書きたくない事だから精神を消耗する」事だって当たり前に起きるし、
「書きたい事だしお金にもなるけど得意じゃないから毎回締め切りギリギリまで手が付かない」なんて事もごく普通にあるのかなとは思います。

 なのでプロは「お金にはなる」けど「書きたいこと」か「得意な事」のどちらか片方、あるいはそのどちらでもないネタを書いて、
「書きたい事」や「得意な事」だけど「お金にならない事」を同人本でやる。っていうバランスを取っているのだそうで。



 他人から見てると「書きたい事」と「得意な事」と「お金になる事」は全部一直線に連なっている、って思いがちなんだけど実際には違うんだよワトソン君。
 それに作家は「全部一直線に連なっているように見せたい」のか、本心を隠すのが上手いんですよ。
「ブラックキャット」の矢吹健太郎先生が「To LOVEる」で跳ねたけど、本心を隠しているのか本当に描きたいものを描いてるのかは分かりません。
 まぁ作家なんて言い方は悪くなりますがみんな「嘘つき」なので「他人にどう見られたいか」を知った上でそれに適した嘘をつくのは造作もない事なんですよ。



 スケールをでかくすれば「国」だってそうで、例えば日本は「土木インフラ」は間違いなく世界に誇れるレベルで、
 発展途上国に技術協力すれば外交面でも有利に立てる位「得意な事」なのに、本当は「技術大国」になりたかった。っていうのがある。

 お隣の国の韓国だってマンガ、アニメ、ゲーム、K-pop、韓流アイドルなんかは娯楽大国の日本でも十分戦えるくらいの底力は持ってる程「得意な事」なのに
 それを生かしきれていない、っていうのがある。



 国でさえこうなんだから、個人レベルとなると「お金になるけど本当はこんなことしたくないんだ!」って思えるような事もバシバシ出て来るわけで。だから人生は難しい。
 俺は今の所全作品を「書きたい事」に全振りしてるからストレスなく創作してますけど、それが原因でコンテストに応募しても「なしのつぶて」だからなぁ……。
 多分お金のためにとか読者のために書きだしたら、ストレスがマッハになって速攻でぶっ壊れるかもしれん。



ツイッターやってます。日常生活で思ったことをつぶやいています。
https://twitter.com/agatuma_yui

作品一覧はこちらから。
https://kakuyomu.jp/users/agatuma-yui

よろしければフォローをお願いします。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する