日本では６月に東京都知事選挙、１０月に衆議院選挙が行われ、数日前にアメリカでは大統領選挙が行われた。
という日米ともに慌ただしい出来事があったが、気に食わない候補者が当選しても怒るのは出来るだけ抑えた方がいい。
俺だって気に食わない候補者が当選するのはカチンと来るし、なぜこんな奴が！？ って思うけどそれも含めて「国民の判断」であって
「こんな奴を選ぶなんて投票した奴は頭おかしいんじゃないの？」とは思っても良いけど口にはしない方がいい。
当選した人には当選するに値する有権者の声を聴く耳があったから、という事だろう。
組織票があるだろ！ っていう意見もあるけどその組織票を作るにも維持するにも労力はかかるだろうし。
都知事選では小池氏は「川上戦略」（ググればすぐ出るよ）に則(のっと)って地方、というか離島から選挙活動をスタートしたのを見て、
ライバル陣営は「離島に行かなきゃ会えない小池さんｗｗｗ」ってバカにしてたけど、結果小池氏の続投が決まったのは彼女にしか見えなかった何かがあったんだよな。
というか政治家もあろうお方が「川上戦略」という選挙の定石を知らないのはどうなのよ。
「なぜ負けたのか？」は貴重な戦訓であって、次回の選挙では対策して挑むという「ＰＤＣＡサイクル」を回すのが真っ当な政治家だというのに
「民衆が勝ち馬に乗った」だの「こんな奴に票入れた奴は愚かだ。衆愚政治だ」などと負け惜しみを言うなんて「論外」でしょ。
言い方は悪くなるが「その愚かな連中をどうにかして説得して自分の陣営に引き込む」ことをしなかった怠惰な結果が落選でしょうに。
国民民主党を見習えよ、本当に国民のために尽くせば支持は得られる。って思ってる政治家として真っ当なお方なんだぜ？
どこの誰と名指しこそしないけど「何で自民党が支持されるんだ？」っていう問いに
「国民が愚かだからじゃね？」って言ってゲラゲラ笑う「富士山、いやエベレストの山頂から地上を見下ろす程の上から目線」をどうにかしろ。だからお前たちは嫌われるんだぞ。
「自分たちは絶対に正しいから支持されて当然である」っていう、俺からしたら「謎の極み」である根拠はどこから来るのやら。
選挙のルールは政党で有利不利が出ないように出来てるし、フェアーな戦いだと言える。
フェアーなルールで戦って負けたのなら当然負けた側に敗因があるわけだ。
決して「対立候補に票入れた奴がバカなだけ」って言っても支持は増えるどころか減る一方というのを分かって欲しい。特に負けた側には。
落選した候補者は民衆に恨み節言いたくなる気持ちはわかるが、それを含めての民意だ。というのは何とか飲み込んで欲しい。
まぁトランプ大統領に限って言えば
「演説中に銃撃されても銃弾が耳をかすめただけで生き延びた」っていうある種の武勇伝や伝説を作っちまったから
そりゃ大統領選挙でも勝つよなぁ、って思ってたけど。
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