飲酒運転の事故が起きるたびに「アルコールチェック」の機械を取り付けるべきだという声が上がるが、個人的にはそれをやっても意味がないと思う。
なぜか? それは「アル中は機械のチェックをすり抜ける方法を『死ぬ気で』考える」からである。
アル中は文字通り「酒を飲めないくらいなら死んだほうがまし」と思って文字通り酒に殺されて死ぬのを選ぶ連中だ。
なので「その労力を別の分野で使えば大成できるのに……」っていう位必死になって法律の網をすり抜ける方法を「考えてしまう」ものだ。
文字通り「酒を飲めないという生命の危機」に対して必死に抜け穴を探すし、時には信じられないくらいアクロバティックな方法を思いつく。
私はアル中ではないが、私が思いつく限りの機械のチェックをすり抜ける方法があるとしたら
例えば「シラフの状態でエンジンをかけて、その後に酒飲んでエンジンをかけっぱなしにして止めなければいい」わけだ。
何せアルコールチェック機は「エンジンをかける前の段階」しか見ていない。だったらエンジンをかけた後に飲めばいいわけだ。
他にも自分の息を吐く代わりに浮き輪やビーチボールを膨らませるのに使う空気ポンプで空気を送ればいい。
チェック機の精度にもよるだろうが、精度の低い検知器ならこれでもすり抜けられるだろう。
さらにはアルコールチェックをする機械そのものを取り外して車検の時だけつけてごまかす、なんてことも出来る。
アルコールチェック装置が標準で付いてない既存の車には当然、後付けで取り付けるはずだ。だったら取り付けるのと同じ労力で取り外すことだってできるはずだ。
取り外すこと自体はチェック装置のパーツが故障した際に交換する時にするだろうから、取り外すなんてありえない! という話でもないはず。
もちろん法改正で違法になるだろうが、何せ相手は「酒を飲めないのは生命の危機」とさえ思ってる連中だから
「法律違反になろうが知ったことじゃねえ。バレなきゃOKだしとにかく俺は酒を飲みたいんだ」ってなるはずだし、
違法だと知ってても目先のカネに目がくらんで加担する業者も出てくるだろう。
このように法で規制しても相手は「必死になって」抜け穴を探してしまうものだ。素人でもこれくらい抜け穴を思いつくから当事者であるアル中はもっと多くの方法を思いつくだろう。
その抜け穴を防ぐ方法がない限り採用しても徒労で終わるから導入しないというわけ。
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