私はカクヨムが産声を上げた(2016年2月29日。うん覚えやすい)ころから本格的にWEB小説執筆作業を始めて4年になりますが、
「普通」は何の得にもならないことを4年も続けるなんて出来ないし、それをできるのは紛れもなく素晴らしい才能である。
というのは頭では分かっているものの身体や魂がそれを否定する状態が続いています。
「仕事でも家庭でも何の役にも立たない」事を4年も続けられるというのは、紛れもなく素晴らしい才能の1つなんでしょう。
ですがそれを凄いと認識できる感覚器官が無い感じなんですよね。
「これくらいなら誰でも出来るでしょ? ええ? 出来ない? またまた嘘言っちゃって~♪」
っていう感じなんですよね。
例えば、これを見ている方の99%はおそらく自分の足で走れると思うのですが、
産まれつき足が悪くて物心ついた時から車いす生活を送っている方からしたら
「風を切って走れるなんてあなたたちはなんて幸せ者なの!?」
ってなるんですけどそんな言葉をもらってもピンと来ませんよね?
それと一緒なんです。
それに「まれな才能を持ってる人っていっぱいいる」んですよね。
どういう事かと言うと人類の1%しか持ってないAという才能を持つ人は1億2000万人もの人がいる日本だけでも120万人います。
広島市という人口100万人を超える大都市に住む人とほぼ同じ量になる計算です。
同じく人類の1%しか持ってないBという才能を持つ人はやはり120万人いて、
Aという才能とBという才能両方兼ね備えている「1万人に1人しかいない」
つまりは多くの市町村で数人~多くても数十人しかいない人ですら1万2000人もいる計算になります。
世界(70億人)に目を向ければ才能AもしくはBという1%の才能を持つ人は7000万人いて、AとB両方持っている人も70万人いるわけです。
なので特別凄いという感覚が分からないんですよね。