【告知】
Noteのコンテスト応募作として「確実に貧乏になる42のコツ」を現在はNoteのみで掲載しています。
お金持ちになる方法を全部逆にしたもので、まず「悪いお手本」を見せて次にどこがどう、どんな風にダメなのかを解説するという形にしています。
スーパーのポイントは実質「0.5%オフ」 ポイント4倍は実質「2%オフ」
リッター3円安いガソリンスタンドは「1回の給油につき150円」のお得。といった衝撃的事実が目白押しコンボですよ。
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ちなみに読者お気に入りが多いのは「本を読まない」というお話だそうで。
https://note.com/agatuma_yui/n/n3db1a422fa40【以下本文】
古くは江戸時代、力士の強さのランキング表である「番付」を参考にして、いろんなものを比較やランキングする「見立て番付」が大流行りしたのを見るに、
人類は他人と比較するのは(そして勝つのは)おそらく本能の部類に入るのでしょう。
ですが、普通のサラリーマンもそうですけど特にクリエイターは「他人と比較」するのは「基本的には」辞めときなさい。なにせ中毒になりますから。
クリエイターが比較を始めたらそりゃ大変なことになりますよ。まず「発行部数」いわゆる「〇〇万部突破!」っていう具体的な数字から始まって、
「書籍化作品の数や売り上げ」「マンガ化作品の数や売り上げ」「アニメ化作品の数や売り上げ」「映画化作品の数や売り上げ」と続き、
それでも決着がつかないのなら「銀行口座にいくら金が入っているか」で勝負しだしますので。
実際、小説の書き方を教えている先生が言うには
「とある作家に4000万円が入っている通帳を見せられて『見ての通りボクには4000万円の貯えがある。貯金がそれ以下という事はキミの実力はその程度という事だ』と言われた」らしいのね。
なんかもう「1億入った通帳見せられたら即座に目ん玉ひん剥きSAN値がピンチ!」になりそうな、チープな子悪党みたいな人だけど本当にいたそうです。
なので他人と比較するのは大抵ロクな目に遭わないので辞めた方が良いです。1番には絶対なれませんので死ぬまで「勝てない」と苦しみ続けることになります。
実際、ガンダムの産みの親である富野監督は
「俺には創作の才能なんて全くない! 俺はただ現実に起こった事を並べてるだけでそれ位なら才能無くても誰だって出来る! それに本当に才能のある人は無から物語を作れるものなんだよ!」
って言ってて「じゃあその本当に才能の有る人って誰ですか?」って聞かれたら「手塚治虫です」って答えて、質問した人は「あああ」としか言えなかったそう。
こんな風に「上を見たら本当に限りが無い」んですよ。比較が止まらないと富野監督みたいな重鎮中の重鎮になっても「手塚治虫に勝てない! どうしたらいいんだ!?」と絶望して悩む事になります。
……とまぁここまで散々比較を否定してきましたけど、実は有効な時もあるんです。
それは「昔の自分との比較」です。昔の自分との比較ならマウンティングする必要もないし、自分を大きく見せなくてもいいので、
クリエイターとして健全な成長を促せると思います。
あとは「他人と比較して切磋琢磨出来る人」は他人と比較しても嫉妬せずに成長できると思います。
だから最初に「他人と比較するのは『基本的には』辞めときなさい」って言ったんですよ。つまりは「絶対に止めろ」とは言いませんでした。
ただ、この「切磋琢磨が出来る」っていうのが既に巨大な、そうあまりにも「巨大な」才能で出来ない人はどう頑張っても出来ない、まさに「ギフテッド」って奴なんですが。
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