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2020年4月11日の近況報告 無料なのは誰かがお金を払ってるから

 無料で使えるコンテンツというのは「どこかの誰かがあなたの代わりにお金を払っているから」というのはぜひとも覚えていただきたい。


 まず広告。古くはラジオやテレビに始まり、現代ではネットに触っているとほぼ必ず見るであろう広告があるからこそフェイスブックもツイッターも無料で使えるし、ヤフーやグーグルの検索も無料で出来るし、YouTubeもニコニコ動画も無料なのだ(プレミアムサービスはあるが)。

 他にもお店のポイントカードのポイントというのは各店舗が「原資」を払ってるからこそ実現出来る事であり(特にチェーン店とかでは)、消費者からしたらタダに見えるが実際にはタダではなく、店舗が身銭を切って負担しているのだ。

 もっと身近な例ではフリーペーパーというのはお店の宣伝をしたい人たちがお金を払っているから消費者は無料で手に入れることが出来る。

 それに刀剣乱舞や艦これもゲーム自体は無料で遊べる(もちろんゲーム内に有料コンテンツもある)がグッズやマンガを売ったり舞台をやっていて、そこからも収益を得ている。

 ソシャゲも「サンタの格好や水着を着た女の子の画像」に「10万円でも20万円でも払う上得意客」がいるから無料で遊べるのだ。


 ここまで無料の物があふれていると感覚がマヒしてしまうだろうが、世の中に存在するものにはペットボトル1本から超高層ビルに至るまで作るには必ずお金がかかっており、それを誰かが負担しているというのは必ず覚えていただきたい。

 そのコストを払うのは利用者自身なのか、あるいはスポンサーなのか、もしくは別形態のサービスの利用者からなのか、それを考えることは今後の社会を生きる上では重要になってくるだろう。

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