<企画概要>
2013年に執筆し投稿した「夜明けの色」(改題:王位への鍵と開かない心)に始まり、私は「ナゼール」という登場人物を繰り返し書いてきた。
設定を変え、舞台を変え、ついには性転換までさせて、あらゆる手を尽くして彼を「幸福」へと導いてきた。
しかし、物語という都合上、どうしても彼は納得のいく幸せを手にしてくれなかった。
何度書き直しても、幸せになってくれないのだ。
2026年、私は気がついた。無理矢理にでも幸せにするしかないのでは?
これは私の執着の軌跡であり、「ナゼール」という青年の末路を見届けるためのプロジェクトである。
<目的>
企画と銘打ってはいるものの、実質的には個人の記録である。
私という一人の人間が長年かけてやってきたことを記録し、残すことを目的とする。
<余談>
「夜明けの色〜曖昧Lonely〜」は、元々「グザヴィエ」を救うための物語として執筆した。
グザヴィエは「感情Lonely」(2011年)に初登場し、報われなかった彼を別の形で幸福に導こうとしたものである。(そのためにタイトルの一部が共通している)
つまり、グザヴィエを幸福にしたことで、新たにナゼールという犠牲者が出てしまった。
当初は想定外だった事案が尾を引き、現在の事態を招いたと言ってもいい。